ラジエターの交換(連続トラブル3/4)
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さて、連続トラブルシリーズの第3弾は、何と想定外の想定外、ラジエターの交換である。何せこの連続トラブルがこの3連休の間に発見・発覚したのだから正直ショックは大きいが、元来「前向きエンジニア」(笑)である私は、「なぜそのようなことが起こるのか」を考えたり、次のメンテのための知識や工学的知識を得られた、と思い、実はなかなか楽しい。だが、妻にはもちろんそんなことは言えない(笑)
(写真は純正ラジエターの上部にあるステッカーの写真。Modineというのがメーカ名なのだろうか。例によってFiat/Alfa/Lanciaの共通部品のようだが、オーストリア製である)
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そもそもの発見は、球切れの確認のためボンネットを開けた際に、「冷却水のサブタンク」に「全く」水が入ってないことに気付いたことに始まった。冬に入って寒さと怠慢で、まったくボンネットを開けてなかったので気がつかなかったのである。
早速オートバックスで「赤色」の冷却水を購入。念のため、2リットル入りボトルを2本買う。
●冷却水(2リットル) ¥980×2本
ついでにサブタンクを外してみようと思い、7mmのあるミニラチェットも購入。サブタンクを止めている3本のボルトは7mmなのである。
●ミニラチェットセット \1,400(およそ)
サブタンクを外そうと思った理由は、掃除のためである。何せ「汚い」サブタンクがいやで昨年4月の納車の際に新品に交換してもらったのに、すでに内部には錆や垢のような汚れが付いている。
福野礼一郎氏の「くるまにあ」での名企画であった”極上中古車を作る方法”にて知った、ガラ洗いできれいにしようと思い、外したタンクを風呂場に持ち込んだまではよかったが、このタンク、内部が小部屋に分かれていて、何も突っ込めない。洗剤を入れてお湯とともに振ってみたが、ほぼ効果なし。なので今回はあきらめることにした。
(写真は納車時、新品に交換直後のもの)
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(ちなみにこちらの写真は、私のクルマの購入前=交換前のサブタンク。やはり汚れている。)
このサブタンクの汚れは、錆だという話もあるし、純正でない冷却水を入れたために出た錆だという話もある(これが本当なら、これこそ「身から出た錆、だ)。だから純正ラジエターはよくないのだ、という話もあるし、社外品にはアルミ製のものもある。確かに私が過去に見た、社外品アルミ製のラジエターを付けた145は、同時に交換したと思しいサブタンクはその後もキレイだった。果たしてこの真実は何なのだろう?国産の冷却水(私がSAで買ったものも含め)輸入車には使わないように、との注意書きがあるし、ディーラーでは冷却水は純正品(輸入品)を使っているとも言っていた。
いずれにせよ、今回のラジエター交換は金額的も痛いが、何より私の点検怠慢によるものである、というのが痛い。私の人生最初のクルマは81年式のVWゴルフだったが、これを壊したのもラジエターの水不足(そして私の点検不足)であったからだ。水は本来の量から減ってくると、蒸発して蒸気となり、体積が膨張するから、あちこち壊すことになる。それでラジエターを壊してなければよいが、と祈っていたのだが、先ほどディーラー氏からかかってきた電話でその希望はなくなった。ラジエター交換を宣言されたから、である。
●純正ラジエター、およびホース、ショートパーツ交換、冷却水(純正)入れ替え ¥124,981(工賃込。純正ラジエター単体なら¥87,360)
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