
右からトレンドライン、コンフォートライン、ハイラインの順番です。
一気に3グレード試乗しました。ご協力いただいた販売店様、ありがとうございました。
以下正直な感想です。
外観・・・シンプルですが、ここ最近のワーゲンの統一デザインといたっところ。ホイールはトレンドラインがスチール、それ以外がアルミを履いておりトレンドラインが16インチで、ハイラインは17インチ。グレードによる外観の違いはほぼありません。
内装・・・こちらもいたってシンプル、ブラックを基調とした落ち着いた雰囲気です。ダッシュボードやよく触れる部分には出来る限りソフト樹脂素材が張られており触ると柔らかいです。そういった所は「いいもの感」を出す工夫が見られドイツ車らしいです。
シート・・・ハイラインがスポーツシートでホールド感の良いものだったのですが、そのほかの2グレードも十分しっかりしてました。やや硬めですが、腰の辺りを支えてくれて長距離運転でも疲れにくそうな作りです。欧州は椅子の文化と聞いたことがありますが、車のシートにも表れていました。
エンジン・・・ターボ車だと気付かないくらいスムーズに走りますし、どの回転域からでもパワーが出てました。当然グレードが上のほうが馬力、トルクともに優れているのですが、車格から考えてのベストはコンフォートラインかなぁ。トレンドラインは非力で、ハイラインは必要以上といった感じです。
ちなみに・・・
トレンドライン→1200ccターボ 105ps/5,000rpm 17.8kgm/1,550-4,100rpm
コンフォートライン→1400ccターボ 122ps/5,000rpm 20.4kgm/1,500-4,000rpm
ハイライン→1400ccツインチャージャー 160ps/5,800rpm 24.5kgm/1,500-4,500rpm
のエンジンを積んでいます。
ミッション・・・これが目当てで試乗しました。7速DSG、いわゆる
デュアルクラッチです。走りだしてすぐ2速、3速、4速・・・とドンドンシフトアップしていきます。それでいて変速のショックもほとんどありません。ただ、アクセルで車速をコントロールするとガクガクとおかしな挙動が見られたのでこのあたりは及第点かもしれません。試乗車の燃費はあてになりませんが、実燃費にすると最上位グレードのハイラインでも15km/Lくらい走るみたいです。
足回り・・・グレードによって乗り味は違います。共通してストロークは大きく収束は小さくまとめられ、コンフォート系のしっとりな味付けです。道路の継ぎ目に乗ると差が分かりやすいのですが、上位グレードほど固めになっています。ロールも少ないですし、純正サスとしてはかなり良いと思います。
試乗を終えて・・・1時間も試乗車にのったのは初めてですが、すごく参考になりました。
乗り心地と使い勝手も良いですし、作り込みもドアの開閉音が重厚だったり、ルーフの継ぎ目にレーザー溶接が施されているなど国産コンパクトと比べ2クラス以上うえです。ちょっとした所有感も味わえますので万人におススメできる車でしょう。ゴルフ・・・良かったです(゚∇^*)
実はもう一台試乗したので後ほど書きます。
<次回試乗予告>
Volkswagen Polo GTI
Posted at 2010/12/11 20:00:19 | |
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試乗 | クルマ