ド素人によるメーター製作　No.12

今回は前回横着した燃料計と水温計の調整をしますｗ
方法はいろいろあるかと思いますが、みんカラではあまり情報がありません。
サービスマニュアルに点検方法としてありますので、参考値を使って調整します。

メーターは取り外した状態で裏からアクセスします。
先ずは燃料計「フューエルメータ」から調整します。EMPTYが120±8（Ω）、1/2が32±4（Ω）、FULLが3±2（Ω）となっています。
私の場合は、ある程度針の元位置が分かっていたので真ん中に合わせる方法にします。

真ん中に調整するには「32±4（Ω）」の抵抗が必要ですね。
100Ω×3の並列で、写真のように燃料計の裏ネジにGNDと信号端子の間に共締めします。
あとはバッテリーに接続してジジ～っと待つだけ。2～3分くらいで針がジワジワ動きます。
止まったところで針を真ん中に挿すと調整終了です。簡単ですね～


※数十分とか、長時間放置すると抵抗が熱くなって数値が狂ってしまう可能性がありますので、作業は5分もあれば終わりますので終わり次第電源は外し、抵抗も外すのを忘れないようにしましょう～

続いて水温計「ウォータテンパレチャメータ」の調整をします。これは温度で合わすのであてになるか分かりませんが、80℃の抵抗値は「47.5～56.8（Ω）」となっています。
同様に、水温計の裏ネジに「47Ω」の抵抗をGNDと信号端子の間に共締めしてバッテリーに接続します。

メーターパネルに合わせて80℃の位置に挿します。（写真は70℃で試した時のモノ）

燃料計と違って接続直後に表示されるので手早く出来ますよ～。

このあと、メーターを元に戻しました。

ちょっとドキドキしながら試走してみた。
水温計は後付けと同じくらいにジワジワ動いて同じ温度を指しているので「水温計」合格！笑
燃料計もジワジワ動いて適正値と思われる位置でストップ。とりあえず「E」に掛かるくらい走れた～笑
燃料補給すると復活！（写真なしでｗ）
「燃料計」合格！ｗｗ

もし、間違えて針を抜いてしまって分からなくなってしまった方。燃料計と水温計なら簡単に調整出来ますので、参考までに。
ちなみに、地味ですが80～90℃でちゃんと動いてますｗ



メーター製作・改造する場合、表示値が狂ったり、故障する原因になるかもしれない事をご理解頂き、自己責任にてお願いいたします。


to be continued…