ディストリビューター交換

20万キロを超え、点火不良気味のディストリビューターですが、京都にお住まいのペトさんより新品を頂きましたので、交換します。

まず2つカプラーと、プラグコードを抜きます。
本体に書いてありますが、どの位置にさせばいいか、忘れないようにします。

本体を固定しているボルトは2本あり、共に10mm。
調整の役目もあるので、大体どの角度で収まっていたかをマーキングなどして覚えておきます。

オイルが垂れるので下にウエスを敷きます。

外れるとこんな感じに。

エンジンを止めて直ぐの作業ではなかったので、オイルの流出は最小限に抑まりました。

中を覗くとこんな感じ。

DOHCなので左右にカムシャフトがあり、ギアか何かでこのシャフトを同じ回転数で回しています。

上がKA24DEエンジンの20万5千キロ走行したデスビ。

下が中古でもリビルトでもない、走行距離0キロの新品＾＾

左側シャフトに黒いOリングが付いていますが、これが劣化するとエンジンオイルの漏れに繋がります。
幸い漏れてはなさそうでしたが、新品と比べると形が潰れてて劣化しているのが確認できます。

20万キロ走行デスビのキャップ。

画像下の電極が失火気味のプラグを担当していますが、他と比べても大きな違いは見受けられません。

こちらがローター。

クランクの回転数と同じ速さで回転します。
電極の減り具合は・・・どうなんでしょう。

ちなみに、回転時にキャップとローターは接触しているわけではなく、微妙な隙間を放電しているので、物理的な摩擦はないです。（たぶん）

組み付け時はデスビのローター位置に注意。
切込みが２箇所ありますが、180度反転してる可能性があるので、よく見て作業します。

点火時期調整は技術がないので適当で・・・、外したデスビの位置を参考にし、極力同じ位置で取り付けました。

プラグコードとカプラーを付けて、ちゃんと走れば・・・OKでしょう！笑