目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
年末年始、ろくにエンジンをかけなかったせいでバッテリーをあげてしまいました。前回のバッテリー交換は2013年4月末、55,000km。まだ大丈夫なはず・・・いやでも2回も始動失敗させてしまうとダメージが・・・なんてウジウジ。
先日S1000RRを試乗したとき、ディーラーで質問。リチウムバッテリーどうですか?と。回答は「あまり勧めない」でした。理由は使用しない状態が続き、いわゆる「寝てしまう」と電圧を復帰させるのに何分もかかったりして、すぐ乗り出せないことになる、と。
想像ですが、バッテリー電圧をチェックして電装品を制御するBMWの場合、眠ってしまったリチウムバッテリーを起こそうにもコンピューターが負荷をかけてくれず、叩き起こしたいのにそっと起こすことしかできないのかな、と。
2
帰宅して、ネットサーフィンで情報収集。バイクに乗り始めてからずっとバイクライフの参考にしているwebページ、「がれーじAk!ra」の管理人氏がAZのバッテリーを導入している記事を読み直しました。栃木県でVmaxがOKなら、きっと大丈夫。と判断。
リチウムバッテリーの気になるところと言えばお値段。しかしまぁこれは、鉛バッテリーの値上がりという形で価格差が埋まってきてしまいました。純正バッテリーとAZリチウムバッテリーの価格差は7,000円。ここで台湾や中国の激安バッテリーを比較してしまうと話が終わってしまうので選択肢から外しました。要は自分で買う理由が揃えば良いんです。
R1200Sの適合を探すのは難儀しましたが、恐らく同じバッテリーを積んでるヘキサヘッドのR1200GSなどの適合から、ITX14H-FPと判断。AMAZONでぽちっと購入。ブリスターパックで売られている姿もびっくりですが、それにに直接送り状が貼られて届くというのもサプライズ。受け取った時の軽さもこれまた驚きでした。中身入ってるのこれ?
3
車体から苦労して鉛バッテリーを取り外し、サイズを比較するとリチウムバッテリーはずいぶん高さが低いです。低重心になって嬉しい・・・とはいかず、配線が届かなくなってしまいますのでかさ上げをします。
AZバッテリーは底面に取り付けるレゴブロックみたいなのが付属してきます。市場を先行しているアンチグラビティ、ショーライより親切なのが嬉しいです。あと自分が子供のころはレゴではなくダイヤブロックでした。
取り外した純正バッテリーとAZリチウムバッテリーの質量差は4.2kg(5.4kg-1.2kg)。どのみちバッテリーを購入しなければならなかったと考えれば、純正バッテリーとの価格差7,000円で4.2kg軽量化できるというのはかなりの費用対効果です。
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ピンボケしちゃいましたがAZバッテリーには電圧チェック機能があり、チェックボタンを押すと充電状態に応じた数のLEDが光ります。バッテリーを固定する金属バンドに隠れてしまうかと思いましたが、幸い指が届いて使用可能です。まぁ使うことは少ないでしょうけど。
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かさ上げしたバッテリー底面の部分には結構なスペースができましたが、バッテリーむき出しのR1200Sの構造上、何かに使える事にはならないでしょう。
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さて、試乗。
差が分かるように、バッテリー交換直前に近所をぐるっと走ってきた道と同じコースを走ります。
・・・なんだかバイクが全体的に元気になりました。
考えられる要因
・気のせい
・4.2kgの軽量化のせい
・バッテリー脱着によるECUのリセット
・くたびれた鉛バッテリーvs新品リチウムバッテリーの特性
事実として、自分のバイクが好ましい方向への変化を感じるので、ひとまず良しとすることにします。
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