
レンズ感想シリーズ、今回は今日はsmc-A50mmF1.2。
ペンタックス一眼レフレンズ史上最も「明るい」レンズにして、MFレンズながら2012年段階でもカタログに残る息の長いレンズです。
LXとセットで2000年ころ結納返しで入手しました。
LXとのセットはなかなか迫力あります。

世の中での評価は、ペンタックスのある意味「象徴的」なレンズということもあり、写りそのものをうんぬんという評価は少なく、「F1.2すごい」とか「後玉の大きさ恐るべし」的な話になります。
私もこのレンズをじっと見ると、あまりの立派さに思わずあがめたててくなります....。
フィルム時代の印象では「とにかくクリアーな写り」ということでした。
50mmは一番好きな画角でしたが、重いので持ち歩きがつらいのと、なんだか実用で使用するのが恐れ多いような気がして、FA50mmF1.4を常用しており出番の少ないレンズでした。
今回使用してみての印象は、
・ファインダーきれい=さすがf1,2
・開放でのピント合わせは困難.....。
・コントラストが高く、鮮やかな描写
ということになります。
ペンタックスのレンズの中では異質なくらいのコントラスが高く鮮やかな画が出ますね~。
(あくまで素人の私の印象です)
なおこの下の写真はすべてK-5、JPEG無修正、カラー=モード:ナチュラルでsmc-A50mmF1.2での撮影です。
こんなのは雨の日なのですが

データ:ISO800,f2.8,1/125
コントラストが高くしゃっきりした画に仕上がってます。
こんなのも

データ:ISO400,f3.5,1/3200
梅雨時の薄曇りの光線ですが晴れた夏の光線のような感じ

I
データ:SO800,f2.5,1/1000
これもコントラスト高いです。
アンダー目で撮ってるのもありますが、暗部がつぶれコントラスト高く見えている感もあります。
でもまぁ

データ:ISO400,f4.0,1/800
こんなのはカリッとして見栄えがしますね。
なお絞り開放ではピントがとにかく合わない

データ:ISO400,f1.2,1/8000
前のあじさい前方の花弁辺りに合わせたつもりですがなんだかわかりませんね。
逆光だと

データ:ISO100,f4.0,1/500
こんな感じでフレア出まくりますがこれもまぁ味かと。
その他作例
ボケもなかなかキレイ

データ:ISO400,f2.8,1/200
ペンタにしては鮮やか目ですが、日蔭のしっとり感もそれなりに出ます。
開放だと

データ:ISO400,f1.2,1/4000
なんだかわからない画も出ますが、こんなのもありかと。
背景のリングボケもきれい。
この辺はいつもの作風ですが、

データ:ISO400.f2.8,1/800

データISO400,f2.81/800
タクマーより解像度が高くとてもクリアーな印象。

データ:ISO800,f2.8,1/160
まぁでもこのぐらい地味だと同じような感じですが...。
白黒でも

データ:ISO400,f6.3,1/25
解像度高い感じ。
さすが現行レンズ(?)
最後は眠り猫

データ:ISO400,f2.8,1/50
私の好みはもう少し、ソフトで微妙な描写な感じのレンズが好きなんですが非常にクリアーかつ鮮やかな描写なレンズです
ハレの日の撮影には合いそうな描写です、女性のポートレートなどもよさそうですね。
基本設計は80年代だと思いますが、現行ラインナップに入っているだけありデジタルでも十分使用可能なレンズですね。
ここから先は勝手な思い込みですが、
ペンタックスのレンズはタクマー、M、FAでもしっとりした描写が特徴な気がしますがこのレンズ(もしかしたらAタイプ)はちょっと違う味付けですね。
手持ちのレンズでは77mmLimitedがこれに近い描写な気がします。
Aレンズの考え方を受け継いだのだろうか?
う~ん。
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Posted at
2012/06/24 15:08:30