
めずらしくドライブネタです。
6/30(土)に、みん友というか学生時代からの友人、えすしようさんとぶりざ~どさんと一緒にドライブに行ってきました。
私含めこの3人は学生時代「自動車旅行研究会」で活動していました。
今回は(も?)若者ちっくに未明出発での日帰り長距離ドライブです。
コース作成は今も昔も基本は私作成(別にエライわけでなくわがままなだけなんですが...)
ツーリングマップルを眺めていると「ここ面白そうだなあ~」というのが出てきます。
コースを考えるのが昔から好きで飽きません、ハズすことも多いですが懲りずにやってます....。
今回は下のようなコース。

諏訪から中央構造線沿い(国道152号)を南下し最後は寸又(すまた)峡でフィニッシュ!?
そこに温泉と林道をからめていこうというもの。
中央構造線を南下するコースは学生時代オフロードバイクでやったことがあるのですが、今回は「お風呂―ど」でのドライブです。
市川の自宅を29日23:時20分頃出発してえすしようさん、ぶりざ~どさんをピックアップし茅ヶ崎2時位発→相模湖ICから中央道で諏訪へ。

朝4:時半諏訪湖着すでに明るくなっていて諏訪湖がきれいに見えました。
1湯目はネットで5時半からやっている情報を得ていた国道142号線沿いの下
諏訪の六峰温泉 のはずでしたが....。
着いてみるとどう見ても営業していなさそう。

よく見ると、こんな張り紙が。

まだ5時前でしたが5時半になっていきなり開くとも思えない状態なので、諏訪湖まで戻りコンビニの方にお聞きし諏訪湖畔近くにあるそのものずばりのネーミングの「湖畔の湯」へ。

5時半オープンですが、地元の方数人がオープン前から並んでおり、地元で愛されている湯なんだなぁという感じ。
壁に覆われていますが露天風呂もあり

なかなかいい感じでした。
ということで今回の1湯目を無事終了。
せっかくなので諏訪湖沿いを1周し、撮影スポットで愛車を撮影

「みんカラ」なのに車の写真を殆ど撮っていませんでしたが、あまり洗車していなくても(汗)キレイに撮れるもんですね。
その後、私の希望で林道(未舗装)へ。
未舗装路走行が好きで、過去オフロードバイクにも乗っていました。
アウトバックの購入理由の一つにも「林道走れそう!」というのがありましたが、実際に走ったのは1回だけ(2年前のこのメンバーでのドライブ)なので非常に楽しみでした。
走ったのは「町道高峰線」
昔バイクでこの辺に来たときはもう1本東側の黒河内林道を走ったので、この林道は今回初めて。
スタート地点。(なぜか嬉しそうなえすしようさん)

林道での写真

アウトバックの林道での姿、絵になります、「う~んいい」
途中で鹿に遭遇

なぜか親子でじっとこっちを見ていました。
峠あたりにて

梅雨時なのに青空が見えてきました。
運転風景、運転私、撮影えすしよう氏(峠でマイナス補正したままなので暗め)

楽しそうに運転してます。
この辺路面もよくなりペースを上げていました。
アウトバックはけっこう荒れた路面でもほぼ問題なく走れます。
素晴らしい走破性能!!!
最低地上高はパジェロなみという記事をどこかで見たことがあるような記憶ああります。
サス・ショックも固めで段差を勢いよく乗り越えても問題なし。
純正ではオフロード用タイヤが装着されており、2年前はそれで走ったのですが今回はタイヤを通常タイヤ(ミニバン用)に変えていたので、前に比べると若干食いつきなど悪くなっていましたがそれでもすごい!
乗用車にここまでのオフロード走行性能必要か疑問ですが、この辺がスバルですね~。
なおこの林道、未舗装ほぼ15km、適度に荒れていて通り抜け可能というなかなか優秀な林道でした、一台も車、オートバイにすれ違わなかったのが不思議。
林道を抜けると偶然(笑)、えすしよう夫人と同名の「美和湖」へ。
(全国ダム湖100選だそうです、ってすごいのだろうか....)
なんだか嬉しそうなえすしようさんと

ちなみに写真左が私ですが、Tシャツは勝負シャツ(笑)の「ペンタックスTシャツ」(ユニクロ製)です。
昔の旭光学のマークをデザインしています。
ダムにて、あまりに嬉しくて宙を舞う0.1t(笑)のえすしようさん

その後国道152号→酷道152号で「分杭峠」へ。
今回企画するまで知らなかったのですが、この分杭峠、「ゼロ磁場」で有名らしく(最近テレビで取り上げられたらしい)その筋では日本有数のパワースポットとして知られているようです。
リンク

なんだか神秘的な光が...、って単なる逆光(撮影リコーPX)
シャトルバスが運行されており、峠周辺は駐車禁止なんですが、9時前に到着し、まだ誰もいなかったのでちょいと停車し記念撮影。
「0」をアピールするえすしよう氏

「0磁場」なのにくっついてしまった、私

パワーを静かに注入するぶりざ~ど氏

ダブル0(笑)

こんなことをしていた報いは今回の旅の後半に出るとは知る由もない3人でした....。
分杭峠を越え大鹿村に入り中央構造線北側路頭

ほぼこの152号線沿いを中央構造線が走っているそうです。
この線、関東から九州まで続いているらしいです。
このように、構造線を境に岩の種類が違い色が変わっています。

とりあえずまたがってみました♪
同じく大鹿村にある鹿塩温泉「山景館」へ。
本来は掃除タイムとのことでしたが特別に入れていただきました。
満足顔のぶりざ~ど氏

川のせせらぎが聞こえるいいお湯でした。

この温泉塩分強いらしく

飲んでみると、かなりしょっぱかったです、おみやげ物やでは「山塩」売ってました。
鹿が舐めに来ていたというのが「鹿塩温泉」の名前の由来とのこと。
国道沿い「塩の里」の鹿肉料理も有名らしいのですが、まだ10時で開店11時のためお土産の
鹿肉入り「大鹿村カレー」で我慢し

ぶりざ~ど氏は2個お買い上げ。
中央構造線博物館へ

もっと立派な建物を期待していたのですが、岩が転がるばかりで今ひとつな印象でしたが...。
館長さんらしい人に、中央構造線を熱く語っていただき、みんなにわか中央構造線ファンになってしまいました。
学習風景

中央構造線見本(北側路頭で採取とのこと)

館長さんより「北側路頭よりも村の南側にある安康路頭の方がキレイに見えるよー」とのお言葉を頂き絶対寄ろうと決意しました。
その後併設の郷土資料館なども見学していたら、もう11時になっていたので鹿肉料理を食べようと戻りかけましたが…。
途中でこんなお店

「ディアイーター」を発見。
「行かねば!!」ということで向かいましたが....。
よく見ると

俳優の原田芳雄氏の遺作「大鹿村騒動記」(この映画全然知らなかったですがすごく見たくなった)で主人公が経営する食堂として使われた場所のようです。
しかし食堂も営業していそうな感じだったのですが...。(定休木曜)
ドアに鍵がかかっており営業している感「ゼロ」(ゼロ磁場の影響?)
ということで、仕方なく「塩の里」に戻り鹿料理



えすしようさんは鹿焼肉定食、私とぶりざ~どさんは鹿肉ハンバーグ定食、みんなで鹿刺
でしたが....
「う~んまずくない」というなんとも微妙な感じでした。
気を取り直して、同じく大鹿村内にある小渋温泉 赤石荘へ

なかなか賑わっていました(ため入浴シーンはありません)
半露天風呂からは山並み(南アルプス?)が眺められていい感じでした。
その後、中央構造線安康路頭へ

さてどこが中央構造線でしょう?
ヒント

正解(多分...)

安康路頭を出発し村境の地蔵峠を越えたのが13時4分、分杭峠に到着したのが8時38分ですからなんと大鹿村に4時間30分滞在してました、恐るべし大鹿村の磁力....。
その後、途中国道が一部途切れて間をつなぐ舗装の蛇洞林道から南アルプスの眺望が素晴らしいというしらびそ峠に向かうつもりが....。

残念ながら通行止め。
バイクで行ったとき雨の中でキャンプしたところで、今回の再訪問を楽しみにしていたのに…。
遠山郷の道の駅で足湯につかり

ここにあるかじかの湯は風情が今ひとつなためパスし、ヒョー越林道を越え,
静岡県へ

えらい山の中なんですが....、浜松市って広いんですね
なおこの兵越峠は「武田信玄が遠州に向けて兵馬を進めた道」らしいです(byツーリングマップル)
152号から少し南アルプス側に入る、山王峡温泉に向かうも...。

営業している感じ「ゼロ」。
「日帰り入浴は予約して下さい」との貼り紙があり、誰もいないため入浴できず。
まぁ入れないものはしょうがないので、次の目的温泉「布滝温泉」へ。

営業している感じがどうも薄い???
おばあさんがいたので聞いてみると
「3年前に廃業したのよねー」とのお言葉....、ゼロ磁場かはたまた鹿のたたりか???。
(お酒の看板も白鹿だし)
しかたがないので静岡県名瀑100選(ビミュー)の布滝を眺めた後


インターネットとツーリングマップルをちょいと呪いながら(まだやっているようになっていた)もどうしたものか考えだしました。
当初予定では寸又峡温泉でフィニッシュの予定でしたが、大鹿村の磁場(?)に足止めされかなり時間が経ち布滝の時点デ15時半を過ぎていました。
時間的に厳しいので布滝温泉を最後にしようと思っていたのですが....。
布滝温泉、寸又峡は直線距離は20kmほどですが

南アルプスをぐるっと細く険しい道を迂回し60km以上、3時間はかかりそう。
まさに「私をスキーに連れてって状態」
たどりついても共同浴場が開いているかどうか....。
でもこのまま引き下がると、なんとも中途半端で後悔しそうなので「まぁ19時いまでやってるだろう」ということで「行けなければ!!」と寸又峡に向かいました、四駆ですし(笑)
こんな川沿いの道を

懸命に進み

ぶりざ~ど、ぶりざ~ど♪(笑)-運転ぶりざ~どさん。
酷道362・473に入り
一車線トンネル

こんなのにも

!!!わき目もふらず。
6時までに着くぞ!!!と気合を入れ、ほぼ6時頃寸又峡温泉へ到着。

「21世紀に残す日本の自然100選」らしい、いろいろ100選あるんですね~。
(もう21世紀なんですが....)
共同浴場は18:時半までらしいので、「よーし入れるぞ」と向かいましたが….、

なんと受付終了。
管理人さんに「なんとか少しだけでも」とお願いしました「ダメ」とのこと。
なんだか目も前がまっくらになりました。
またもやゼロ磁場のたたりか...。
でも管理人さんいわく「今日は旅館の風呂どこもタダだから」とのお言葉。
「???」と思いながらも旅館街へ。
確かに開湯50年のノボリがあちこち立っており、6/30-7/1は無料とのこと。

このホテルアルプスさんにおじゃましました。

旅館のお風呂だけに立派です。


露天風呂にて

地獄に突き落とされた後の至福の笑顔。
寸又峡温泉の泉質はぬめりがすごくいかにも「美人の湯」という感じ、堪能しました。
上がったあと隣の広場(学校?)で50周年記念のキャンドルが

なんだか手作りな感じで良かった...。
寸又峡温泉は20年ほど前にも来ましたが(確かぶりざ~どさんとあんれれぼさんと)、こんな日に立ち会えるとはその時は考えもしませんでした。
まったく知らず、偶然に近い形で来てこんなイベントに立ち会えるとは...感無量でした。
これもゼロ磁場と鹿のお導きか?(笑)
20時から手筒花火もやるとのことでしたが、ちょっと時間的に無理なので残念ながら帰路につきました。
帰りは大井川沿いを酷道362号

を下り、新東名で帰りました。
(えすしようさん帰りの運転ありがとうございました)
茅ヶ崎着11時すぎ、鎌倉着12時半くらい、市川着2時でした(1時間ほど寝た)
長丁場でしたが充実したドライブでした。
(1日遊ばせてくれた家族に感謝です)
しかし、最近温泉宿かなりつぶれているんですね。
客があまり来ないのと後継者難と設備投資ができないのとが重なっているんだろうなと思います。
寸又峡温泉もいまいち元気なかったし...。(20年前に来たときはもっと元気だった)
特に一軒宿の温泉は厳しいですね。
温泉ファンとしては元気だして欲しいです。
あとインターネットは信じすぎるとダメですね、過去の情報はありますが最新情報は電話か何かで確認しなければいけませんね~、教訓になりました。