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おさるのジョージのブログ一覧

2024年01月18日 イイね!

思っていた以上に酷かった。

思っていた以上に酷かった。昨年末にスリーシーズン目のスタッドレスに履き替えてからジャダーが尋常じゃないくらいに酷くなり色々点検した結果キングピンベアリングにガタが有る事が確認できキングピンベアリング交換に合わせてナックル廻りのオーバーホールする事に。



年明けから色々と部品を手配してカプチーノの車検が終わったタイミングで作業に取りかかりました。



ナックルシールを外すと中から水がタラりと〜💦



左右共にアッパー側のキングピンベアリングがお亡くなりになっていました。
特に左側が酷かった。
ハンドルを切った時に時々異音がしたのもこれが原因でした。
ロワー側はグリスが溜まるので水が入ってもそれ程酷くはなかったけれどキングピン含めてベアリングも全部交換となりました。
向かって右から右アッパー、右ロワー、左アッパー、
左ロワーのベアリングの状態です。左アッパーはベアリングのリテーナーが破損してローラーがバラバラになる寸前でした。



右側が取り外したナックルシール。
インナーリテーナーとナックルシールの間がサビていました。おそらくインナーリテーナーとアウターリテーナーの切り欠き部から水が侵入している模様。左側がJB64用のナックルシールでアウターリテーナーの内側にフェルトシールが追加されナックルシールの合わせ面にもリプが追加されていました。JB23用の対策品もフェルトシールが追加されてアウターリテーナーは切り欠きが1ヶ所のタイプだけれどもスズキのDラーではJB64用を使用しているとの事なので2分割のJB64用を使用しました。切り欠きが増えた事による不安も無きにしもあらずですが。



今回使用したJB64用のナックルシール。



元通りに組み付けナックルシールを組み付ける前にナックルの形状を確認するとナックル上下のキングピンベアリングが入る部分のインナーリテーナーとの合わせ面が小さい事が気になります。この形状だとインナーリテーナーの切り欠き部の半分はナックルと接触していなくて隙間があり切り欠き部から水がナックルの中に入っても不思議じゃないしアウターリテーナーの切り欠き部と同じ位置に切り欠き部が重なるとさらに水の侵入のリスクは高くなりますね。これは組み付け時にインナーリテーナーの切り欠きを少しずらして組み付けた方が良さそうです。出来れば設計上の都合もあるけれどもう一回りナックルを大きくしてリテーナーとの合わせ面が大きくなった方がシール性が向上すると思うのは自分だけ?こうなると切り欠きを含め構造的に問題も無くは無いと感じます。おそらく普通の街乗りでも3〜4年、3万km〜4万kmでアッパー側のキングピンベアリングはガタが出ていたと思います。
新車から2回目の車検迄は半年毎の点検含めてオイル交換以外はDラーでメンテナンスしていたけれど何のアドバイスも無かったですね。因みに今回は新車から6年目で7.2万kmでこの有り様です。少なくても1年前には多少なりともキングピンベアリングにガタが出ていたと思うけどDラーでは見落としていたのかも。
車検場のラインでは強制的にハンドルを振られるのでユーザー車検なら発見出来た可能性もありですね。



元通りに組み付け完了。



タイヤをつけてジャキダウンする前にハンドルの遊びを調整してタイヤの上下を持ってキングピンのガタが無い事も確認しましたが



ギャボックスのロックナットはバンパーの隙間からメガネレンチを入れると作業がしやすいです。



ジャキダウンしてホイールナットとエアロッキングハブのボルトをトルクレンチで締め付け作業完了。
試運転の結果当然ながらジャダーの発生は無くなりました。



自分で作業すれば部品代はそれほどかからないのでこれからは2〜3年のサイクルでナックル廻りのオーバーホールは必要になりそうですね。今回色々と対策はしたのでその効果を確認する意味ても次回のオーバーホールの時が楽しみです。
今回の作業の詳細は後ほど整備手帳にアップする予定です。


Posted at 2024/01/18 21:45:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年01月15日 イイね!

カプチの車検が終わった後は休む間もなくジムニーのメンテに入ります。

カプチの車検が終わった後は休む間もなくジムニーのメンテに入ります。カプチーノの車検が終わった後はジムニーのナックルオーバーホールが待ってます。



カプチーノの車検自体は事前にタイヤ交換と足回りのボールジョイントブーツ交換、ラジエーターアッパーホースと水温計アダプターからのクーラントの滲みはWビートクランプのスリーブのサイズが合わない事で滲みが止まらなかったのでスリーブを10mm位カットして修正して完治させておいたので車検自体は何ら問題はありませんでした。又、昨年よりヘッドライトの検査基準が従来のハイビームの検査からロービームの検査に変わった点も社外のHIDバルプでもカットライン、光軸、光量についても特に問題はありませんでした。カプチーノの場合ロービームがプロジェクターランプの為プロジェクターのレンズの曇りによる光量不足が心配されますが今回の検査でも光量は充分にクリアしている事も検査記録で確認しました。
問題はジムニーの持病?とも言えるジャダーの対策の為のナックル周りのオーバーホールです。とりあえず今回はこれだけの部品を準備して作業を行います。作業内容は作業完了してジャダーが治った事を確認せてから整備手帳にアップする予定です。



過去に遡ってジムニーのジャダーが発生する様になったタイミングを思い出すと新車から3年目の冬にスタッドレスに履き替えた時に路面の繋ぎ目を拾った際に初めて少しジャダーを感じてその時はノーマルタイヤではほとんど気にならなかったのでタイヤのせいかと思い込んでいました。そして新車から6年目に入ってスタッドレスに履き替えた時に問題が発生しました。
ジャダーの出方が今までとは違い尋常では無い為色々と下廻りを点検し、半年前位からフロント足廻りから時々異音が発生していてその原因もジャダーと関係していると考えフロントをジャッキアップしてタイヤのガタの有無を確認すると特に左側のキングピンのガタが大きい事が確認できました。ブレーキを踏んでもガタに変化は無いのでハブベアリングにはガタでは無いと判断できます。おそらく3年から4年位で50000km位から少しずつガタが出始めていたと推測されますね。自分の場合、特にオフロードを走る事も無く川に入ったりもせずごくごく普通の使用状態でまさかキングピンにガタが出ているとは思ってもいませんでした。ネットで調べるとかなりの頻度でキングピンに水が入りキングピンベアリングにガタが出ている事は確認しています。ジムニー乗りにとっては当たり前的なトラブルらしいけれどそれであればディーラーでも車検時や走行距離に応じてナックル廻りのオーバーホールやメンテナンスの案内が有っても良さそうな物だと感じるのは自分だけでしょうか?この件については一歩間違えるとディーラーもクレームやリコールにつながりかねないのであえて案内をしていないのでは無いかと思いました。事実、部品をディーラーに頼みに行ってサービス担当者と話をさせてもらうと大体4年から5年くらいでナックル廻りのオーバーホールを行う事があるとの事でした。いずれにしてもネット上ではジャダー対策の部品が色々と出てはいますが根本的な部分を直してからで無いと意味は無いと思っています。メーカーもJB64ではステアリングダンパーが最初から装着されたりしてそれなりの対策はされてはいるので今回ディーラーから勧められた部品の中にはJB64用の部品もありました。これでジャダーが解消してくれる事を願っています。
Posted at 2024/01/15 17:49:01 | コメント(0) | トラックバック(0)

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H9年EA21R カプチ歴10年、3匹(3人娘)の小猿の父親、おさるのジョージですがよろしくお願いします。 箱根の麓に棲息中。週末の山頂に時々出没? 又、オ...

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