ローカルな話になりますが、今日から8か月半ぶりに国道287号が通行止め解除されました。
これによって今までの、う回路その1山形県道9号線の8分50秒を待たなくても通行することができるようになりましたが、国道287号も来年の8月までは片側交互通行だそうです。
普通なら、開通した国道287号の写真を載せたりするのでしょうが、ここはあえて今まで冬季閉鎖を無理して延期させてまでも国道287号の通行止めを支えた山形県道9号を取り上げたいと思いますので、暫しおつきあいください。
まずこの地図を見てください。

赤い×地点が地すべり地点で通行止めになっている部分です。
この部分を回避して通行するために今年の3月からう回路として県道9号を急きょ除雪し冬季閉鎖を解除したのが始まりでした。
しかし、この区間は通常地元の住民以外は通常国道287号を使って通過する区間です。
そのため、9号線は最低限の整備しかされていなく未だにすれ違い不可・・・さらには、ガードレールなしのためちょっとした運転操作の誤りで「母なる最上川」にドボンです。
(ほんとです・・・リアルに落ちた車も少々いるようです。幸い木に引っ掛かりドボンまではいかなかったそうですが・・・)
そんな道路で迂回するのですから、前代未聞の工事用信号待ち時間(8分50秒)が登場します。
これも、最初はふざけるなと思いますが毎日往復走っていれば慣れてくるものでいい休憩時間だなんて最後のほうは思うようになりました(笑)
こんな9号線ですが、6月にはガードレールを設置したりして昨日まで(8か月半)、
う回路として頑張ってくれました。
この間の大雪のときも安全に通行できました。
そして、無事今日国道287号が通行止め解除されたため、う回路としての役目を終えました。
そんな雪に負けなかった県道9号は明日から、冬季閉鎖に入り春まで冬眠するようです。
今日の帰り、8か月も頑張ってくれた県道9号にお別れをするために国道287号を通らずあえて県道9号を通りました(笑)

もう、冬眠を待っています。

う回路ではなくなったため信号がなかったりするかと思いましたが、まだありました。
今までは、ある秒数になると赤でも走っていたのですが、今日はあえて0まで待つことにしました。

道は相変わらず狭く、街灯もありません。
ただ、毎日走っているとまっすぐな道よりもちょっと楽しかったりもします。

走っていると、雪崩が発生している場所もありました。
最後まで対向車はいませんでしたが、それがかえって写真を撮る時間をくれたのでよかったです。
正直、8か月も走ると道路が細いながらもう回路としてすごく頑張っているように感じて愛着のようなものがわいていました。
今ざっと計算したら、最低156往復しています(計算してみると恐ろしい・・・)
明日からは、国道287号を通っていきます。
今まで、ありがとう。そして、おやすみなさい山形県道9号線。
最後まで、ローカルな話に付き合っていただきありがとうございました。
Posted at 2014/12/11 01:02:22 | |
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