2012年10月16日
ここのところチョイチョイ忙しく、ブログも閑散としてたけど久しぶりのネタ。
前回桶川ではにわか愛国心で国産タイヤをチョイスしたものの、外形がデカすぎて第三のブレーキが効きまくり。サイドターン全滅でとっても残念な結果に。
(そもそもタイヤの性能云々よりサイズの選択肢がなさすぎなんだよ)
それじゃといって韓国製に戻すのはなんだし、期待薄な最新国産か・・・
それとも・・・第3国か(逃げ)
で、ATR-K sports 165/50-15
これなら純正と同サイズなので干渉は問題なし。
しかもその絶大なコスパでファン急増中とか。
ここんところ気温もグッと下がってきて良い感じだし、さっそく実力チェックで午前枠のナリタモーターランドへ。
連休なのにラッキーにも空いてて同枠は黄色いインプの方のみ。
まずは3周ほど皮むき&グリップチェック。
涼しくなってきたとはいえ、油温100度近くまでは上がるので順番を何度かパスしてインターバルとりながら左周りで3周5セットほどアタック。
しかしこのタイヤ、噂どおりに温度差の内圧変化が激しい。
冷間2.3→3周アタックで2.9! 一旦2.2まで落としてみたが、ステアの応答が完全に遅れる。
先輩ユーザーからも“空気圧高めのほうが使いやすい”との話もあり、確かに温間2.7くらいが一番良かったかな。
結局タイムはほぼ46秒台。45秒台も1~2本あったけどギリギリきった程度。
Sタイヤで44秒前半が自己ベストなのでこれでは韓国には遠く及ばずか・・・
それにフロントもリアも突然グリップを失ってブレイクする場面が2度ほどあり。
タイミングが掴めずちょっと扱いづらい。
なんて考えながら外してみたところ・・・あら!
前輪の1本だけ全周この状態。
よーく見ると薄皮を何枚か剥がすような感じで何層にも剥離してる。
さらにサイドにいくにつれ皮の厚みがまして鬼の洗濯岩に。
過去にも限界近くまで磨耗すると10円ハゲ的に剥離することはあったけど、下ろしたてミニコースわずか数kmでこれ??
それに見てお分かりのとおりこれは左側(前輪)。
さらに剥離したのは外側ではなく車体側。
左周り、左前輪、そのインサイド・・・。
ありえん!
他の3本は全くキレイなままだし。製造不良?
そもそもナリモってコペンじゃ直線でも90km/h程度のコースジムカ的なカートコース。
複合コーナーもあるけどそんなにタイヤに負荷がかかるようなとこじゃない。
コースによっては浅間台のほうがタイヤの負荷は大きい。
実は購入前にインプレ検索してたら似たような症状のブログ記事を発見してたんだが、ハズレにあたっちゃったのかな?くらいで深く考えず。
(失礼な言い方でスンマセン)
それもあってこりゃおかしいと思い、販売元のオートウェイへメール。
務めて正確な状況説明と交換対応の依頼をしてみた。
そしたら画像が見たいというので送ったんだが、その回答が支離滅裂。
最初は“異常は見られない” ( ̄д ̄;)!!
→“いや剥離している” ( ̄_ ̄)
→“いや偏磨耗だ” ( ̄  ̄;)
とのこと。
こんな感じで残念なやりとりを数回。結局は何にしてもスポーツ走行では免責だと。
(予想はしてたけど最初に言えよ)
クローズドコースといっても峠道愛好家の方々と同程度の使い方だと思うけど、そんなことは全く関心が無い様子で終了。
“偏磨耗”の定義は不明だが、じゃあこのまま使っても問題ないのか。
・・スリップサイン出てないし(笑)
それで高速走ってバーストでもして事故が起これば初めて取り合ってくれるんだろうか。
いやいやあの調子じゃ無理っぽいな。
っつかそんな度胸もないし。
ということで次のナリタ660GP。危ないタイヤはぶん投げてしぶしぶ韓国に戻します(爆)
しかしこのタイヤ、走り好きの方には人気なようだけどこまめな点検を強くお勧めする。
特に履きっぱな方はタイヤのインサイドなんて見る機会が少ないと思うけど、洗車のときとかに左右にハンドルきって目視だけでもチェックしてみてください。
リアは・・・自己責任で(^_^;)
PS: 今回のナリモ、実は午後枠にサイズ違いの新品を履いた別の車がいたんだが、この車のも剥離したと後で知らせがあった。
私のタイヤの是非はともかく同一症状が3件。
発生確率として低くはないだろ。
Posted at 2012/10/16 22:12:15 | |
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