
横浜付近で過ごす3日目は...やることがなくなった。大人だけなら美術館でもなんでも目新しいものはあるが、4歳がいると行くところが限られる。いろいろと探して、選んだのは「原鉄道模型博物館」である。
先日のカップラーメン博物館同様、子供はジオラマを見て楽しみ、大人は原信太郎という偉大な鉄道模型マニアについて学ぶことができることができる場所である。
数多くの国内、国外の模型が展示されており、またパソコンで数々の懐かしい鉄道写真を検索して閲覧することができる。懐かしいボンネット式の電車などを見ていたのだが、幼少期に楽しくてしょうがなかったアレを見つけてしまった。
阪急電車の西宮付近でなんと線路が直角に交わる路線があったのだ。冒頭の写真なのだが、これが不思議で楽しくて、阪急で言うと北千里からわざわざ西宮付近まで行って、この路線を通ったものだ。調べてみたが、昭和59年に廃止されたようである。ダイヤが複雑になってきたのが理由だそうだ。こんなところで10代の記憶が呼び起こされるとは思ってもいなかったよ。
展示の模型も数多く、その模型もマニアならではの作りになっているようだ。加速した後、その惰性で走行し続けられるようにモーター付近を改造したり、車輪はあえて鉄にして走行音を楽しめるようになっていたりと。
ジオラマも大きいだけではなく、細部の再現が素晴らしい。夏休み期間ということで、トーマスの友達が走行しているあたりなど、少し大人にとっては景観を損ねる部分はあるものの、素晴らしい。
この線路の継ぎ目なんてとてもリアル。これは大人でも楽しめる。
みなとみらいにある博物館を出た後は、ブラブラと中華街方面へ。途中で、日本丸を見学し、赤レンガで店を物色し、さらに南下すると、通称「大さん橋」なるスポットが誕生している。目新しい場所に見えたが、今の姿になったのが2002年となっていたので、15年くらいこのあたりに来ていなかったということになる。綺麗な場所だったので、てっきり最近できたもののように見えたのだが。
その後は、山下公園を通って、つい2日前にも訪れた中華街へ。先日と似たような中華を食べて、このまま自宅へと向かい、「ハマっ子」として過ごす3日間は終わった。
今日の「原模型」見学でも思ったのだが、少し好きになると「趣味」。しかし、度を越えると「変態」扱いされ、極めると「神」になるのね。クルマやパソコンも、中途半端に好きで、変態扱いされることは多くても、極めること、これは難しい...
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2017/08/19 16:33:01