
カーセンサー経由で査定依頼を出した会社には、ガリバーみたいな有名な会社も混じっていた。しかも、査定担当店舗は家から1キロくらいのところにある。1社くらいは実車を見てもらい、参考にしようとしたので、予約をして、持ち込んでみることにした。
会社が終わり、家に戻って、車検の切れた車を恐る恐る運転しながら、ガリバーへ。入社半年だが、応対が気持ちいい新人さんが対応してくれた。ガリバーは基本的な検査を人間が行い、それを本部に送付すると、10分程度で、買取額がやってくるしくみのようだ。
その間は、担当営業と世間話をするのだが、彼にはディーラーの下取り価格を伝えてある。その営業は新人なので、査定額の予測もつかないようだ。だが、こちらは数万円になればいいほうだと考えており、3万円くらいではないかと担当の前で予想してみる。ここで新人さんが言ってはいけない言葉は「そんなに安くはないでしょう」だ。こんなことを言おうものなら、客は期待するからである。しかし、この新人さんは悪気なく、そんな安い査定が返ってくるとも思っていなかったからだろうか。それに近い発言をしてしまった。10分後に返ってきた答えは21000円である。15000円の還付金を含んでこの金額なので、車体には6000円しかつけてくれないということだ。
あまりにも若い営業なので、別に怒りも何もなかったが、ただただ、これが相場なのだと知って、愕然とした。まあ、ガリバーのように幅広く事業をしている有名な店の方がいろんな費用が入っているのだろうから、税金の還付金込みで2万から5万が相場との仮説が頭の中で出来上がりつつあった。
再販目的の会社に売っても、金にならないことがわかってきた。確かにそうかもしれない。14年落ちの、不人気の時代のスカイライン。たとえ6万キロと走行距離が短くても、誰がいくらなら欲しいだろうか。再販するには20~30万円程度が手数料や諸費用が買取価格に乗ると思われる。たとえ車が無料だったとして、この車を20万円かけて乗る人がいるだろうか。確かに疑問である。
発想を変えなくてはいけない。誰かに乗ってもらえるならと思ったが、もう生まれ変わる希望は持てない運命なのだと諦めてくれ。君は1.5トンの鉄なんだ。さて、鉄の相場は...7年前にスープラを4万円で売ったときよりも3割ほど下がっている。ということは今回の予想は3万円前後か。実際にはタイヤやバッテリーなど異物もあるので、純粋な鉄ではないが、スクラップにするときの買取価格は、大体金属の相場に比例する。あまり期待は持てないようだ。
一括査定は一括査定でも、今度は廃車関連の一括サービスをいくつか探して、こちらもハイになっていたので、4サービスを利用して、一気に13社に依頼を出した。
本活動は、10/28へと続く。
Posted at 2015/12/14 23:04:18 | |
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