
納車が2015/11/28だったので、2ヶ月ほど経ってしまっているのだが、1ヶ月目ではたいした走行距離にもなっていなかったので、ディーラーの営業と調整して、本日の点検となった。
通常の点検が1時間弱で行われるのが最短だが、ここまで乗って気が付いたところを直してもらおうと事前に問題点を申告してあったため、1時間半くらいかかっただろうか。
結果的に、3点ほど気になる点があったのだが、いずれも完全な対処はできなかった、またはしてもらわなかった。
1. ヘッドライトの左右の光軸の高さが異なる
夜走っていると、右側の方が光軸が低いところを照らしているので、これを直してもらおうとした。
V37のライトは、特性として1つのライトの照射において、左サイトの方が高いところまでを照らす。この特性は左右のライトで対象というわけではなく、両方のライトが同じ特性を持っている。よって、2つとも照射すると、全体として左側の方が光軸が高いように見えるらしい。工場出荷時には、左右のライトの光軸は同じ高さに設定してあるため、どうしても右側のライトが低いところを照らしているように見えるのだが、車検に通る範囲で少しだけ右のライトの光軸を上に向けてくれたらしい。
2. エンジンをかけたとき「SDカードの読み込みに失敗した」旨のメッセージが出る
見出しの通りなのだが、メッセージが出るだけで、その後正常にナビの地図は表示される。実害はないが、気持ちが悪いので事前に調べてもらったら、ソフトウェアのアップデートで改善するらしい。
しかし、問題がある。簡単にいうと、新しいソフトウェアでは、SDカードを確実に読み込めるように、他の周辺機器からの割り込みを完全に処理してから、SDカードを読み始めるようになるらしい。よって、起動までの時間が数秒遅くなるということだった。加えて、ソフトウェアで他の対応もしているので、エンジン始動直後に、SDカードなどを読み込む処理をしているときに、ギヤをリバースに入れると、後方の映像が出るまでのタイミングも数秒遅れるらしい。
常に最新のソフトウェアがいいとは限らず、エラーメッセージは出るが実害がない状態と、エラーメッセージは出なくなるが処理が遅い状態の選択となるわけだ。
ソフトウェアのアップデートには、1時間強くらいかかるとのことだった。今回は待つには長すぎるし、今日の今日では代車もないとのことなので、行うとしても代車を準備してもらえる後日ということにした。
3. 左ドア側でケーブルがあたるような音がする
ドアかどうかが確かではないのだが、たまに助手席側から、ケーブルが鉄板にあたるようなカタカタという軽い異音がする。
始末に悪いことにいつも鳴るわけではない。気のせいかもしれないが、鳴ったときも助手席に人が乗ると音がしなくなるようだ。先日、ドアの内張りを外してスピーカー配線を触ったが、そのときに不備があったのかと相当調べたが、内張りを外したまま、すべてのケーブルを固定しても音がしたので、わけがわからなくなった。そもそも、音楽を消して初めて乗ったのは、最近なので、納車時から音がしていたのかもしれない。
ネットで調べてみると、シートベルトの挿入口から音がするケース、助手席下の後部座席用の送風口の下から音がするケース、ヘッドレストから音がするケースという事例などがあった。いずれも助手席に誰かが乗ったら重みで音がしなくなるという条件に合致しそうな事例だ。
まあ、通常の点検は問題なしで、3つの問題のうち、異音以外の件は原因がわかったので、少しだけすっきりとした。
ちなみに、本日はせっかく点検した後に、車を壊した...ように見えるくらい、大掛かりな分解をした。この内容は、後ほど整備手帳で紹介しようと思う。
Posted at 2016/01/24 01:05:27 | |
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