
キャンプ場では連泊するので、今日はキャンプ場をベースにして、周辺で遊ぶことになる。本当は乗鞍へ昇りたいのだが、マイカー規制があるので、今はV37を連れて行くことができない。調べてみると乗鞍は2003年からマイカー規制が始まったようだ。昔は畳平までマイカーで行くことができて、そこが富士山の五合目を超えて、日本で一般のクルマが登ることができる一番高い場所であったため、ある意味では「日本一の場所に来た」という満足感があったのだが、残念である。
野外生活をするときには、なぜか朝の四時に起床。正月と同じでなんとなく日の出を見ずにはいられないのである。さすがに四時では、周りではまだ誰も起きていない。ああ、空気がおいしい。
ちゃちゃっと朝食を作って食べた後は、散歩となる。人工のものではあるが、綺麗な小川で水遊びとなる。何よりもいいのは、こんなに素晴らしい場所なのに、周りには誰もいないことである。貸切気分だ。
少し歩くと、のっぱらがあり、バッタがピョンピョン飛び跳ねており、トンボや蝶々が山ほど飛んでいる。そして、虫取り網を持った子供が数人だけ。とり放題である。
しばらく遊んだ後は、クルマに乗って三本滝へ。マイカー規制が始まる場所で駐車場がある場所である。
往復50分となっている遊歩道を歩いて、日本の滝100選に選ばれている三本滝へ。滝への道は小さな川沿いを通るものとなっているのだが、水が綺麗なので、とても画になる。
主役の滝も見事なもので、別々の川からの水が、それぞれ大きな滝になったものが3本揃っている場所があるのである。写真はそのうちの1本。
滝から戻り、出発する前にクルマの写真を撮るのだが、どうやら嫁にはクルマの写真を撮るという行為が理解できないらしい。「なんでクルマの写真撮るの?」と素朴に思っているようだ。
休暇村で風呂に入り、夕食の買出しをする。食材が買える場所は知る限り一箇所しかない。店の表には「リカーショップ」と書いてあるのだが、小さめのスーパーで、酒は一部のエリアだけで、一般的な食材も手に入る。山の中にしては値段も良心的である。
キャンプ場に戻り、あとは夕食の準備である。初日はお決まりのバーベキューだったが、嫁と息子がキャンプの入門者なので、2日目は自炊の定番のカレーとなる。それとは別のお楽しみがある。ここでDIYとなるのだが、やってみたのは「ダンボール燻製」。ダンボールにバーベキューで利用した網を渡し、銀紙の上でスモークウッドに火をつけて、ダンボールをその上に被せる。フタを閉めて、1時間ほど待ち、ウッドが燃え尽きる頃にスモークされたものたちが出来上がる。上出来の味となった。
キャンプ場で販売しているものも価格は良心的で、マキも安かったので、夜は焚き火をすることにした。子供には「キャンプファイヤー」としている。
しかし、ここへ来るたびに思うのだが、畳平にクルマで行けないのが残念である。
余談だが、R31に乗っていたときには、エンジンの調子が悪く、標高が高く、気圧も高い畳平ではエンジンがかからなくなった経験がある。そのときには何回もかんばって、なんとかエンジンはかかったのだが、まあ、いろいろと思い出が多い場所である。
環境保護のためというのなら排気ガスの出ない電気自動車は許可するというのはどうだろう。そしたらリーフを買ってみるよ。
(3日目へとつづく)
Posted at 2017/08/15 02:15:46 | |
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V37 | 日記