目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
先日フォステクスのユニット P1000K を利用したスピーカーを制作したが、欲が出てきた。再び部屋のスピーカーの制作記録である。前回白いスピーカーを制作後、次はV37のリヤスピーカーかと自分でも思っていたが、部屋でもう少し上品な低音を出してみたいと思うようになった。
2
またエンクロージャーから制作するのは大変だが、ふと見やると、部屋の片隅に、スピーカーがある。ユニット周りのゴムが劣化して音が変になったスピーカーがある。変な音になっても、30年以上前、金がない時代に一生懸命に自分で制作したものなので、捨てるに捨てられず、ずっとそこにあったスピーカーである。これをリフォームしよう。
先日のパイン集成材のスピーカーと違って、こちらは重い集成材だ。またユニットも12センチくらいまで嵌るので、前回よりはしっかりとした低音が出るだろう。ユニットは、フォステクスの FF125WK である。こちらは1台6000円、2台だと12000円也である。V37のリアにスピーカーを取り付けるよりも高いが、こちらは、絶対に良い音になるという確信があり、実行することになった。
3
若い頃には工具がなくて、きっとヤスリで穴を開けたのだろう。ユニットを入れる穴が、全くきれいな円になっていない。裏から板を貼り付けて、自在錐を利用できる土台をつくり、ユニットにあわせた綺麗な穴を開ける。
4
バスレフポートの出口をトリマーで丸く加工する。
5
一旦古い塗装をヤスリを付けたポリッシャーで削り落とし、サンドシーラーでデコボコを埋め、水性塗料を塗っては水研ぎを何回か繰り返す。
6
最後はクリアニスを塗る。
7
適当にやってしまったので、鏡面ブラックとはならなかったが、施工前と比較すると、ずいぶんとツルツルと気持ちのいい出来になった。
8
V37のフロントスピーカーを施工したときに余った吸音材を残しておいて良かった。これを詰め込む。
肝心の音は、大満足であった。先日制作したフォステクスのP1000Kよりも遥かにまとまった音と低音量だし、好みの問題もあるが、音楽を聴くには、最初の写真横にある BOSE の 111PYB よりも好みの音がする。
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