ウガンダの車事情を語る上で、外せない車があります。
ハイエースです。
ウガンダに降り立ってまず驚くのが町中にあふれるハイエースです。
トップページにも使っている大量のハイエースは、タクシーパークと言う、首都カンパラにある言ってみれば日本の東京駅のようなもの。
旅客鉄道の無いウガンダでは、近~中距離の移動はほとんどがハイエースです。
長距離用にバスがありますが、今日はこのハイエースにスポットを当てます。
ウガンダ渡ったハイエースは、日本仕様の座席をすべて取り払われ15人乗りに改造されます。横3人掛けの5列シートです。

一応定員オーバーの取締りがあるので、首都近郊では15人乗りを大きく超える事はありませんが、ちょっと地方に出れば、この車に30人近い人々を載せて移動します。
定員オーバー、過積載、整備不良にオーバースピードが重なることは日常の事ですので、数十人が一度に無くなるような重大事故も多いので、ある意味命がけです。が、私たちもこれを使うしかありません。
(例:
14 killed in Jinja accident)

100系がほとんどですが、50系やごくまれに200系、欧州仕様のハイエース(グランビア)のものもあります。
また、日本での営業車時代の名残である、車に書かれた日本語の文字の扱われ方も興味深いです。



教習所のバスだったハイエースがウガンダで事故を起こすという、なかなかシュールな場面にも遭遇しましたが、このように綺麗に日本のオリジナル文字を残したまま、タクシー塗装を施します。
時々みかけるのがこちら。漢字にあこがれてか、こういう車もあります(笑)
糞?に見えなくもないですが…(笑)
日本人がなんとなく、アルファベットが書いてあるとかっこいいという、あの感覚に似ているかもしれません。


今日も世界中で、ハイエースが大活躍しています。
次回は、公共交通機関以外でのハイエースの活躍についてご報告します。
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Posted at
2014/06/18 20:34:28