トゥーラン　フォグランプLED化

トゥーランのフォグランプをLED化しました。
他の方への参考になる様に失敗談も含めて投稿します。
なおあくまで個人的な意見として評価については
受け手の判断にお任せします。

最近は純正ライトもどんどん明るくなり補助灯としての
フォグランプの必要性は減ってきている様に思います。
そんな中HID化やLED化が増えていますが純白タイプは
見た目は良いですが補助灯としての本来の役割、
悪天候時の効果に関してはあまり適していません。

※写真はIPFさんのLEDフォグランプです

そこで前車で付けていたH8のイエローのハロゲンランプを流用していたのですが
省エネと4年使っていたのでリフレッシュを兼ねて
LED化する事にしました。

そこで某オクを徘徊、色々と物色していると
出力80W相当を謳う一見良さそうなモノを発見
さっそく購入して取付けて見ました。
右側がIPF　ハロゲン2400K　55W
左側が某オク　LED3000K　80W
確かに左側の方が明るくなりました。

しかし光軸を合わそうとすると両端に向かって
大きく上がっています。
めいっぱい下に調整してもこの状態でした。
実際に走行してみてもかなり上の方まで照射しており
対向車を幻惑させてしまうのではないかと思いました。

因みにヘッドライトと比べると稜線の違いが一目瞭然
致命的だったのがLEDの3000K単体では黄色いのですがヘッドライトと合わせると色調の違いが少ないのか走行中は殆どフォグの効果が見受けられませんでした。
完全に失敗でした(^^;)

そこでIPFさんのバルブを買い直す事にしました。
IPFさんは造りと値段のバランスが良くこれまで何度もお世話になっているお気に入りメーカーです(^_^)
バルブ単体で比べてみますとこの様に造りが全く異なります。
右側が某オク　3000K　80W相当
左側がIPF　　2400K　2000lm
出力単位が異なりますが主な違いは右側は出力の小さなLEDが3個×4面、上面にも4個付いており総出力こそ80Wですが個当たりで考えると5W/個、
それを直列とする事で80W相当を謳っています。
左側は1個×2面で2000lmという事で個当たり1000lm
一般的に80Wをlm（ルーメン）に換算すると1080lm程度となり光量自体はそれ程変わりません。
しかし光量が変わらなくても照射範囲が異なる事で光が無駄に分散している様です。

比較の為に右側にIPF　2400K　2000lm
左側に某オク　3000K　80Wを取付けてみました。
こうしてみると違いは明らかでIPFの方は必要な範囲に光が集約され稜線もくっきり出ています。
3000K　80Wの方は光が分散してヘッドライトの遥か上まで照らしています。
バルブ構造の問題で光源が多いぶん光が分散しなおかつ光軸合わせが難しくなっているのではないでしょうか？
対向車の立場で考えるとやはり迷惑になると思います。

正面から見てもやはり右側のLEDは眩しく見えます。
両方ともIPFに交換して夜間走行してみましたが必要な所をきちんと照らしてくれてちゃんと役に立つフォグランプになりました。
一つ残念だったのがフォグの点灯には電流制御が入っている様でハロゲンだとじわ～と点いてじわ～と消えていたのがパッと点いてパッと消える様になった事です。
LEDならじわ～となるかなって思っていたのでちょっと残念です...
このじわ～ってなるのが好みでした(^^;)

バルブ選びの際には良かったら参考にして下さい‼