ハセプロ　マジカルアートレザー貼り付け２

納車時から気になっていたのですが、スピードメーターのフードを運転席から見るとパーティングライン（金型の分割線で生じてしまう成形上やむを得ない線）とそれに伴う微妙な段差が見えてしまっています。モデラーとして（笑）許せないため、それを隠すべくカーボンシートを貼り付けていきます。
写真のパネルにうっすらと折り目の線が見えるでしょうか。
ここを分割ラインとしてシートを貼ることにします。
しかし、そのまま貼ったのではシート自体に厚みがあるため見た目的に浮いてしまう可能性もありますので、写真で言うと線から下の面を一段削ってシートを貼った際になるべく違和感がなくなるように加工します。

線にそってマスキングします。
その際分割ラインの部分のみマスキングテープを５枚ほど重ねて厚みを出します。
この厚くなったマスキングをガイドラインとしてＰカッター（溝を掘るためのカッター）を使用しラインを彫っていきます。

線を彫ったら、そこをガイドにしてさらにサンダー等で一段削っていきます。
ここまできたらもう引き返せません（笑）

削る作業が完了したら、脱脂をしてシートを貼り付けていきます。
見えない部分はツメ等に干渉しなければ神経質になる必要はありません。

取り付けた状態。
外から見るとこんな感じです。
削り込みを更に深くしてツライチの面を作ることも可能ですが、今回は別パーツ感を出したかったため、あえてシートの厚みの半分くらいが埋まった状態にしてあります。

正面から見た写真。
この角度でパーティングラインが丸見えで、イライラしていました（笑）

その他の部分との全体的な雰囲気です。

最初から予想していましたが、ノーマル状態よりはやはりウインドウへの写りこみがあります。
今回はパネルの折れ目のラインをそのまま利用しましたが、そのラインの半分の奥行きで分割しても良かったかもしれません。

シートが余っていたので、こんな所にも（笑）