2011.10.12 埼玉県上里町・残りの富士塚

富士塚があるという石神神社（上里町神保原695）

縄文時代にさかのぼる御神体とは、祭神は本体名前のない古い神で、後になって大和朝廷の神話に出てくる神の名があてられたのではなかろうか？

石神神社正面

石神神社境内にある富士浅間神社の鳥居と社殿
その背後の富士塚もかすかに映っている
鳥居は平成になってからのもので、おそらく（富士浅間の）社殿も富士塚より新しい

富士塚は正面から見ると、本格的な溶岩積に見える。

五合目にあるはずの小御嶽神社と山頂の浅間神社の祠がこんなに近い。実際には小御嶽の石碑は五合目より上にあった。
合目石はなかった。

富士塚の背面に回ってみると、溶岩は使われておらず川の石がたくさん敷かれている。
古墳の葺き石のようである、あるいはもともと古墳だったところに富士塚が作られたのかもしれない。（よくある浅間塚古墳とか浅間山古墳・浅間神社古墳などのように）

池上神社（上里町忍保２２５）に富士塚があるという情報だったが、この浅間神社という名前が刻まれている石碑しかそれらしいものはなかった。基礎には溶岩が使われている。