目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ここ、
http://minkara.carview.co.jp/userid/947892/car/774904/1708794/note.aspx
にも書いた様に、アウディJapanのフットライトは独自仕様となっていて、ループランプスイッチと連動している点は良いのですが、イルミと連動した夜間点灯が明る過ぎて気になっていました。
そこで、まず、AIRZEROの「AUDI用スモールランプ連動フットランプ」で赤色化にトライしましたが、失敗。詳細はパーツレビューへ。
今回は、夜間の明るさをDISメニューで調整できるように(できるとの予想で)、配線を本国仕様に変更してみました。
ちなみに、アウディJapan製は、LEDユニット部分も写真の様に手作り風基盤で、ここに2系統の砲弾型LEDが詰め込まれています。ケーブルの取り出しも、黒い背面ケースに挟まってしまい強引な感じです。
2
私は、アウディJapanのものを導入済みだったので、その時点で3万円かかっていますが、最初から本国仕様で取り付けるとかなり安くできると思います。
例えば、純正LEDユニット(8J0 947 409 A)なら2つで6000円、T10バルブ用ユニット(写真の4B0 947 415A)と好きなLEDとの組み合わせでも1万円くらいですね。
配線作業も、ルームランプへの配線が不要なので、アウディJapanやAXISのものと比べるとかなり楽でDIY向きです。
3
今回の配線は、運転席のアンダーカーバーの裏にあるVehicle Electrical System Control Module(J519)へ行います。
MY11のJ519は52ピンのカプラが3つ(黒、白、黄)並んでいます。フットランプは、白カプラの50番がターゲットです。(MY10以前のJ519は、形状もピン番号も異なるので御注意)
写真は、白カプラをはずしたところを下から見上げた状態です。
4
基盤側の50番ピンはここです。写真は向きが不自然ですが、写真の上方が、車体の先頭方向です。
5
カプラー側の50番は写真の赤円の場所です。
このカプラーも他と同様に二重構造になっていて、写真で見えるのはカプラーケースです。
カプラ本体をケースから取り出して、写真で見えるのと反対側から、コネクタ端子を差し込みます。純正のリペアケーブルを使おうと思っていろいろ試しましたが、000 979 133Eだと大きすぎて入らないし、000 979 131Eだとスカスカという状態でした。
小さいカプラーとケーブルの対応は、いつも
http://www.passatplus.de/umbauteile/stecker/stecker.htm
に助けてもらっているのですが、大きなカプラの情報は、なかなか見つからずいつも苦労します。
結局、今回は後者を騙し騙し使うことにしました。
6
仕上げは、コーディングです。
http://minkara.carview.co.jp/userid/947892/car/774904/1708794/note.aspx
<09.Cent. Ele><Coding><Byte20><Bit0>は、必須。
<09.Cent. Ele><Coding><Byte12><Bit5>は、イルミ連動のON/OFFで、これをONにするとDISの表示もON。
<09.Cent. Ele><Coding><Byte25><Bit3>は、don't care
です。
イルミ連動時の明るさはDISでの照度設定が有効で、10%刻みの指定になります。
ドアオープン時の明るさは、Adaptationの設定が有効で、0~100%を0.5%単位に変更できます。
なお、Adaptationにあるイルミ連動時(58d)設定では変化なく、DIS設定が優先されるようです。
結果、夜間の明るさを調整できるようになって、目的達成しました。v^^)
それから、ON/OFF時のフェードイン・フェードアウトが、ルームランプ連動時と微妙に違うのが自己満足ポイントです。笑)
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