
今まで、1G締めには、否定~肯定に変わり、また?になりました。
結局、ハッキリさせたいので、色々とチェックしてみました。
ひょっとしてタブ-な部分があるかもしれませんが、実直に私の考えをお伝えしたいと思います。
修理書にもフロント・リア等足回り、特にロア-ア-ムなどの可動部に関して、車が路面に着地した状態、いわゆる1Gでもボルト等の規定トルクで締めつけの必要性が記載されています。
これは、ちまたでは当然のごとく、基本中の基本のごとく言われている方もいます。
しかし、当サ-ビスにおいては、そんな面倒な作業などは一切しておりません。たとえ必要性が解っていても、その作業の必要性など根本的に関知さえしていません。これが現実です。
では、メ-カ-の修理書において、1G締めの必要性を説いておきながら、新車はどうかといえば、まったく1G締めをしたような様子がないのです。
なぜかと申しますと、新車で再度1G締めをしたとします。そうすると応答性が変わるのです。変わるという事は、1G締めをしてないということです。していれば変化はないはずです。
何をいいたいかと言いますと、少なくとも30プリウス、70VOXYにおいて、何度となく1G締めをしましたが、1G締めをすることにより、初期ロ-ルが増えるのです。簡単にいえばよれる感じで応答性がかなり悪くなります。
車高を落とせば、ロアア-ムが水平になるぶんプリロ-ドがかかるため1G締めの必要性を問われますが、ハンドリング的にはマイナス要因しか出てきません。よっぽどぶら下がり状態で規定トルクで締めたほうがシャ-プです。いや新車の時はぶら下がりと同じ状態なのです。SP等を交換してなじんで車高が下がると言われますが、SPではなくロアア-ムのブッシュのなじみにより車高が下がるのではないかと思います。
以上の事で1G締めには疑問がわきます。30プリウスのリアに関してはバタつく傾向があるので、1G締めにより恩恵があるかも知れませんが、フロントに関してはまったくフニャオになります。
という事でこの辺はあまりいじらない方がいいように思います。特に30プリウスでは
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2011/06/09 22:59:14