MSアクセラのブレーキと一般的なブレーキの考察2







MSアクセラのブレーキと一般的なブレーキの考察
フロント ローター 320mm ベンチレーテッドディスク
キャリパー 片押し1ピストンキャリパー ATE製
リア ローター 285mm ソリッドディスク
キャリパー 片押し1ピストンキャリパー ATE製以前述べましたが、MSアクセラは一般車とは異なり欧州で勝てる車を目指して作られています。 (260kmでの連続走行に耐える車)
当然ブレーキもそれに併せて設計されています。
このクラスでの車としては320mmのディスクローターは異例の大きさ(R34-GTRと同等) キャリパーも片押し1ピストンと聞くと一見チープなブレーキに聞こえますが
一般車に比べてきわめて大きいキャリパーとなっています。
そう、BMWに使われているATE製キャリパーとなっています。BMWも片押しですね。
ノーマルでも通常の用途では十分過ぎる性能です。
しかし、260kmを超えるスピードからのブレーキやサーキットのように
頻繁にブレーキを使う用途では不安が残ります。
そこでMSアクセラのブレーキに強化について検討することとしました。
自動車のブレーキとは
自動車の質量を持った速度エネルギーを熱エネルギーに変換し減速するものです。
熱エネルギーに変換する装置がブレーキとなります。
一般的には、タイヤホイールに連結されたブレーキローターを摩擦材を貼り付けたブレーキパッドで挟み込み、その摩擦で自動車を減速させます。
(ここではエンジンブレーキと発電機の回生発電によるものを除きます)
そして、それは人間の足で踏んだフットブレーキを一旦油圧に変換し、油圧でブレーキパッドを押すことでコントロールする形となります。
ブレーキの強化について
ブレーキの強化ですが、運動エネルギーをすべて摩擦による熱エネルギーに変換し減速する以上、すべてはブレーキの熱容量で決まると言っても過言ではありません。
基 準 主成分 ドライ沸点 ウェット沸点 粘度(100℃) 粘度(-40℃)
DOT 3 グリコール 205℃以上 140℃以上 1.5cst以上 1500cst以下
DOT 4 グリコール 230℃以上 155℃以上 1.5cst以上 1800cst以下
DOT 5.1 グリコール 260℃以上 180℃以上 1.5cst以上 900cst以下
DOT 5 シリコン 260℃以上 180℃以上 1.5cst以上 900cst以下
ブレーキオイル選択の注意点1
DOT5についてはオイルの性質が全く異なりますので注意が必要です。
DOT3~DOT5.1まではグリコール系オイルに対し、DOT5はシリコン系オイル
で混ぜることは出来ません。 私はDOT5を使用することは強くおすすめできません。
なぜなら、入れ替える以上どうしても混じってしまうためです。
もし入れるなら、新車でオイルを一度も入れていない状態からでしょうし、
普通はそんなこと出来ないし、ブレーキラインすべてを新品に変えるしかないからです。
ちなみにそう言い切る以上、もちろん 自分で試しましたよ(笑)
一度ブレーキオイル全部抜いて、新たにDOT5を入れ、通常の3倍量のオイルを費やし
入れて、抜いてを繰り返しましたが・・・・混ざるとどうなるか・・・結晶が発生します。
マスターシリンダー内、ホース内、キャリパー内で結晶が発生しブレーキの寿命を大幅に
縮めました。 (実験対象は50ccのバイクですがww)
結局ブレーキライン全部交換しました(笑)
それに、多分ブレーキのパッキン類もDOT5での想定は無いのでは劣化が早くなると思います。(10年くらいでパッキンが抜けマスターシリンダーから吹き出しました)
ブレーキオイル選択の注意点2
DOT5は材質が異なるので、存在対象外としているDOT4があります。
DOT5の性能を越えていても、材質がグリコールであればDOT5を名乗れないので
表記はDOT4のままです
また、DOT5.1という互換性のあるオイルがありますが、最近出来た物であまり浸透していないようです。
従ってDOT4を唱ったものでもDOT5やDOT5.1の規格以上の性能を持った
DOT4のブレーキオイルが多数存在しています。 性能をよく確かめましょう。
その他
1.ブレーキホースによるもの
ブレーキホースは直接ブレーキの熱容量には関係しませんが、ブレーキホースはノーマルで
はゴム製で、力が加わると膨らみます。
そのため、ブレーキタッチの悪化やダイレクト感が損なわれるのと、繊細なブレーキが行えにく
くなります。
2.ブレーキ冷却システムによるもの
ブレーキローター、キャリパーに走行風が良く当たる工夫をすることで、冷却され
実質ブレーキの熱容量のアップとなります。
一旦ここで区切りますが、見ている人がいるか判りませんが、期待して居る人にお詫びします。
前回のタービンですが、取り付け工賃をブレーキに使ってしまいましたw
やっぱり止まる準備をしてから馬力アップかなとw
タービン交換はしばらくお金が貯まるまでお預けです;; もうしばらくお待ちください。(m´・ω・`)m
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