現在、プリウス界の天才博士よりお借りしている
ScanGauge2ですが、簡単に機能を報告いたします。
主な機能として、Digital Gauge(各種データ表示)と TRIP Computer としての機能があります。
車をいじっていて誤ってECUのエラーを発生させてしまった場合、ログをクリアできる機能もありますが、ここでは割愛します。
1)Digital Gauge
4つの数字の隣にあるボタンを押すことで表示項目を選ぶことができます。
瞬間燃費、水温、エンジン回転数の他、以下のデータを表示させることができます。
速度、スロットル開度、平均燃料効率、区間コスト、1kmあたりのコスト、補機バッテリ電圧、吸気温度、燃料圧、イグニッションタイミング、エンジン負荷、馬力、油温。
皆さんが一番、欲しているであろう
SOCやバッテリ電流の表示は、X-GAUGEのモードにして各種パラメータを打ち込むと見れるようになります。
※打ち込むべきパラメータは取説には記載されていません。
私としては、以下のいずれかの組み合わせで使いたいなぁと思います。
A)バッテリ蓄電量(SOC)、エンジン回転数(RPM)、電流(AMP)、水温(℃WT)
B)SOC、エンジン回転数、瞬間燃費(KPL)、水温
瞬間燃費はエンジンオフ走行でも999にはなりません。
上記4データの表示場所を変更したもの。
緩い登り坂を走行中ですが、瞬間燃費11.1km/Lを示しています。
C)SOC、エンジン回転数、平均燃費(CURRENT)、水温
これは写真を用意していません。
なぜこれらかというと、TNP講座のバックナンバーをご覧いただくのがいいかと思いますが、
SOC:
充電地獄発生がSOC=39.5%なので、BL2でもあわてることなくモーター走行可能
水温:
コールドスタート、ウォームスタート時の暖機終了を知ることができる
アイドリングチェック発生を検知しやすくなる
エンジン回転数:
HSIメータの左にあるEVランプまで視線移動することなくエンジンオフがわかる
低回転エンジン走行をしたい場合
以上3つは常時観察しておきたい数値です。
以下は場面ごとに切り替えればいいかなぁと思います。
電流値:HSIメータで代用可能
充放電電流のイメージを把握する
ヘッドランプ、アクセサリ類の消費電力を知ることができる
瞬間燃費:
登り坂や速度高めの平地巡航時、効率よい速度を知る
(ただし、充電負荷により変動することに注意)
平均燃費:
MIDに表示される平均燃費は1日分を計測し、ScanGauge2ではパワーオン毎の
燃費を表示させるなどの使い方ができる
2)TRIP Computer
4組のTRIPデータが装備されています。燃費、走行距離、使用燃料、時間、最大回転数、最大水温、平均速度、その他を表示させることができます。
CURRENT:マニュアルリセット後、あるいはパワーオン後からのトリップデータです。
TODAY:今日1日のトータルのトリップデータです。
PREVIOUS:前回走行日のトリップデータです。
TANK:給油後のトリップデータです。
※ちなみにプリウス20型ではDigtal GaugeやTRIP Computerでの燃費関連のデータを表示させることはできませんでした。
「CT200h TNP講座 目次」 は
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CT200h TNP講座 | 日記
Posted at
2012/04/15 23:31:56