LEDリフレクター自作 その3 (失敗編)
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
12時間以上 |
1
スモール連動でテールランプとLEDリフレクターが点灯している様子を,フラッシュをたかずに撮影した写真(左半分)とフラッシュをたいて撮影した写真(右半分)をつなぎ合わせた合成写真です.左側では,テールランプと比較してLEDリフレクターはおとなしく輝いているのに対して,右側ではLEDリフレクターの方が明らかに強く(むら無く)輝いています.LEDを仕込んだリフレクターが「反射板(リフレクター)」としての機能を損なわずに維持していることが判ります.
写真に写っているのは「LEDリフレクター自作 その1」で報告した要領で作製したLEDリフレクターですが,これ以外にもう一工夫(実は余計な事)を加えた手順でも作製しています.後者は反射板としての機能を結果的に損なった代物でした.今回の整備手帳では,してはいけない失敗事例を報告します.
2
オークションに出品されているLEDリフレクターの中には,作製に際してホットボンドを使用していないことを自らの長所に数え上げているものもあります.
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e112528883 ホットボンドの融解温度は約82℃です.真夏の太陽で温室状態の車内やボンネット上ならばともかく,ほぼ鉛直に,それもくぼんだ箇所に取り付けたリフレクターが80℃近くまで温度上昇するものなのか俄かには確信できませんが,それでも,ホットボンドを使用せずに済むものならばそうしようと,思案しました.写真にはLED18個と抵抗6個をくみ上げた発光ASSYをリフレクターの台座にセロテープで仮止めした状態を写しています.ここまでは,「LEDリフレクター自作 その1」で報告したことと全く同一です.
写真の下部に写るレンズの裏側にシール材のバスコークN(透明)をなみなみと注いだ後,レンズと台座を重ね合わせました.
3
LEDリフレクター内部をバスコークNで満たした状態で輪ゴムで仮止めし,一晩おきました.
4
リフレクターレンズは表側は滑らかですが,裏側は微小な三角錐で敷き詰められています.これによってレンズを透過してきた光が乱反射をおこすおかげで,写真1の右半分に示すように,リフレクター全体がほぼ均一に輝いて見えます.
写真4は,バスコークNで内部を充満したLEDリフレクターと未加工の純正リフレクターを,フラッシュをたいて撮影したものです.バスコークNで内部を充満したLEDリフレクターは反射板としての機能が消失しています.これは,レンズ裏の三角錐が接する物質が空気からそれよりも屈折率の大きいバスコークNに置き換わったことで,界面での反射率が減少したためです.
5
これでは駄目だと判断し,レンズを台座から剥がして(気密性が高いおかげで一晩程度の経過時間では内部はまだゲル状でした),発光ASSYを回収しました.レンズも出来ることなら再利用しようと,柔らかい布やティッシュペーパーでレンズ裏側に付着したバスコークを出来る限り除去しました.それでも,白いカス状のものが残ってしまいました(写真上段).残りカス有の状態のレンズは,反射板としての機能を回復しきれていません(写真下段).結局,助手席側のリフレクターは二度,購入しました.
「LEDリフレクター自作 その1」で報告した要領で作製したLEDリフレクターも,内部に仕込んだLEDのレンズとリフレクターレンズが接触してはいるのですが,幸いなことに面ではなく点で両者が接しているおかげで,反射板としての機能を損なわずに済んでいます.
【教訓】 リフレクターレンズと面で接する物質は空気でなければならない.
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