
前々回のブログで発覚した大問題です。
燃料が足りない…というより燃料ポンプの容量が足りないです。
インジェクターの使用率85%くらいから燃圧が下がってきます。
現在の仕様は前にタンクの配線をやり直した時に確認しました。
ニスモとWALBRO製がインタンク2基がけで入っていました。
ニスモポンプは中古でもなぜか売れるのでWALBROで汲み上げる事にしました。
たまたま手持ちでボッシュの120L/Hが2つあったのでそれを使います。
メインはAEMの400L/Hのポンプです。ユッキーが輸入してくれました。
手持ちのボッシュはエタノール噴射用に買っていたのですが…ゆやんが大ハンマーで素振りしながらくれと言うのであげました…
というのは冗談で屋外ストーブ用の薪割りをしてくれています。びっくりするくらい早い薪割りというか薪折り?でした(笑)
話を戻してまとめると
①WALBRO(汲み上げ用インタンク)
②AEM(アウトタンク、エンジンへの圧送用1本目)
③BOSCHポンプ(アウトタンク)
④BOSCHポンプ(アウトタンク、③のポンプと2in1にしてエンジンへ圧送)
BOSCHポンプがでかいやつだと3基で済みましたが小さいので2個で1つとして使います。
超アタマ悪そうな燃料ラインです。
続いてコレクタータンクの製作です。市販品だとフィッティングがたくさん付いているのがないので作ります。
材料はいつものモノタロウで揃えます。

アルミ(A6061)の切板を買いますがこれめっちゃ便利なんです。
注文時にサイズを入力するのですが1mm単位で指定できます。
自分で切るより断面が奇麗でバリなくて精度がよくて直線ばっちりでカットしてくれます(笑)

そして安い!
フィッティングを付けるボスはスペーサーのM8とM10用を買いました。

1/8は8.5mm、1/4は11mmで穴を拡大してタップを切ります。
ほんとは8.2mmなのですがそのサイズを持ってないのでw
届いた板を溶接していきます。
表からだけで大丈夫だと思いますが溶接に自信がないので裏からも溶接しました。
入るのは燃料なので漏れたら大変ですし…
熱が入ってくる後半で手が追い付かずなかなか均等なウロコができません。
燃料温度も測定できるようにして温度が高いようなら燃料クーラーを付けます。
歪みにビビりながら溶接して完成しました。
バケツに水を入れて圧検しましたがエア漏れなくポコポコなりませんでした。
半自動溶接機しか持っていなかった時は金魚鉢並みにポコポコなっていました(笑)
いよいよ燃料ポンプの登場です。AEMは400L/Hだけあってでかいですね…
そして臭いです…いやマジで…
アメリカの消臭剤なのかオイルなのか…ユッキーが届いて検品するのに開けたらもうやばいと…w
受け取り箱を開けた瞬間
「「「くっっっっさあぁっ!!!!!」」」と思わずその場にいた3人叫ぶレベルでしたw
パークリで洗うと匂いは消えて一安心です。
この3つを並べるのですが、普通に並べても面白くないので少し傾斜させました。
前の仕様のウイング台座が邪魔で床に付けれないんです…
圧のあまりかからない供給側やリターンはメッシュホースで、高圧の圧送側はアルミチューブを曲げて配管を作ります。
フィッテイングはいつもキノクニ製を使いますが今回は工業用のを使いました。
というのも今回は純正タンクから汲み上げて使います。
なので純正蓋の制約があります。
更にこれまた純正の腹下配管を切って新たに繋げなくてはいけません。
めんどっ…
34だとリアメンバーの上にタンクがあり、その横ギリギリを燃料ラインが通るので簡単には外せないんです。
純正蓋はカプラータイプの差し込みなのでホースを直繋ぎも極力やりたくなく…
という問題まみれですがテーパネジのタップはあるけどAN規格のタップは持っていません。
それならテーパネジの買っとけばなんかあっても作れるしというガバガバ結論になりました。
純正の燃料パイプを切ったりコレクターに繋げたりポンプに繋げたりして…
なんとか形になりました。

結構派手になりましたがトランクを開けることはあまりないと思うので(笑)
このあとは車体側の燃料ラインと繋げていきます。
この週はめっちゃ冷え込んで夜は2℃ぐらいでした…
風も強く少しでもマシになればと廃材で薪ストーブを作りました。
1度台風でガレージの屋根が飛んで廃棄の木がめっちゃあるのでそれを燃料します。
流行りのゆるキャン△みたいになるかと思ったら西成の公園みたいになりました…
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2021/01/15 20:40:10