私はありがたいことに実年齢よりも若く見られる事が多いです。
しかし若く見えたところで実年齢には勝てません。いよいよ30代も折り返しに来てしまいました。
そう…最近びっくりするほど疲れが取れないのです…
まだ20代の方が読んでらしたらヨゴレからありがたいお言葉を送ります。
「29歳で焦り30歳で絶望し31歳で吹っ切れて35歳で老化に負けます。」
30歳という節目で発生する謎イベント、大人の自覚は31歳になると諦めて吹っ切れます。大人な自覚は成人式でとかそんな正論要らないです。これはヨゴレの世界線なので。
そして老化に泣いているとゆやんからシャワーで疲れは取れんで!と御暴走族の知恵袋を教えてくれました。
10代の頃より年中シャワーのみで湯船に浸かる文化はなく、年2くらいで温泉へ行った時くらいです。
試しに買って来たバブを入れて30分ほど湯船に浸かります。
シ〇ブ食った?ってくらい疲れが取れました。私はポン中ではないのでわかりませんが恐らくそれくらい疲労がポンと飛んでいます。
味を占めた私は大量買いする事にしました。
箱を開けたらバブ72個の集会、もうこれチャンプロードやん。
本屋でチャンプロード見かけないなと思ったら2016年に休刊していました。
つまり最近の若い子はロケットカウルに三段シートを知らずに育ってしまったのですね…
よくよく考えたら知らなくていいです。
そしてバブに浸かれば浸かるほど回復すると思っていたので我慢大会みたいになった結果、脱水症状&のぼせてフラフラな所を見られ怒られました。
風呂は修行じゃないと怒られてそれ以降半身浴をしています。湯船に浸かるのおすすめなのでぜひぜひやってみて下さい。
そろそろ車の話しをします。
今回のクソブログは前編後編のクソ仕様です。なぜならこちらの後輩のR31、通称セブンスですが…
R32のRB20DETを腰下まで手を入れて換装されています。
ちまちまと修理やリフレッシュをしながら主にメンテを重点的にやっていましたが…
今回はチューンがメインです。
内容はRB20改6連スロットルに前置きインタークーラー化にタービンをAX53B70に変更です。
なかなかに気合いが入っています。現在はGT2510という当時物なタービンが付いています。
このセブンス、作り方がとても好みなんですね。
例えばこの遮熱板です。
タービンに近いので鉄板を曲げてホースバンドに点溶接しています。
車の下には手曲げで作ったであろうアルミ製アンダーカバーが付いています。
オイルクーラーシュラウドなど至る所に手作りのパーツが付いています。これが少しでも良くしたいと手間をかけているのが伝わってくる物ばかりなんですね。
前オーナーが誰でどこのショップかなどは知りませんが腕の良いチューナーに愛されて作られた車なんだな〜と思ったり。
最近はこういう弄られ方した車をあまり見ないのでいいものが見れました。
しかし残念ながらわしに上書きされてしまいます。すまんやで。
ちまちまとバラしていきインマニ周りがバラせました。
覗き込めばポートまで手が入っていました。
さてここで6スロについてです。
定番の26の流用なのですがインマニも流用しないといけません。RB系はインマニ内を水が通り、26なんてインマニからアッパーホースへのパイプが生えます。
今までRB25、25NEO6と26インマニを移植して来ましたが20が1番素直に付きそうです。
というより25が同じ系列とは思えないくらい別物って感じですね。
25だと26とインマニの穴位置が違いすぎて変換プレートを2枚使う必要があります。
25ヘッド→①25に26変換を付けるためのプレート→②26インマニを付けるプレート→26インマニ→6連スロットル→サージタンクとなります。
これは①のプレートです。25のネジ穴を使って固定します。
これは②のプレートです。①のネジ穴に固定します。これに26のインマニが付くように作りました。
一方で20です。
緑色が20でオレンジ色が26です。水穴のサイズは大きく違いますがボルト穴は4本以外同じなんです。
つまり4本以外は貫通でボルト長さをプレート分増やせば付くと…
まぁそんな簡単な訳ないんですけどね。恒例のあとで地獄をみます。
まずは貫通箇所のボルト穴のみ穴を開けて仮付けします。
インマニと6スロを仮付けします。
これはこれは…なかなかどうしてだ。と突然ブラックラグーンのヨランダみたいな事を口走ってしまいました。
やはり6スロはよきですね。
このままサージタンクを付けようとしたら付きません。
セブンスのエンジンルームは所々R32と違います。今回はR31にR32のRB20DETを乗せてRB26の吸気系をフル移植するというワヤ状態。
ワヤとは大阪で無茶苦茶を意味する方言です。松浦ワヤヤという架空の人物とよく戦っています。
エアコンのヒーターコアへ行くホース経路を変えてブレーキマスターを緩めて隙間を作り更にブレーキラインを少し曲げてようやく逃げました。
ニスモサージやトラストサージでよくやるスタッドボルトをサージ通してからナットを溶接する方法だと自由度上がりますよ。
スタッドの高さまで引き抜く必要なくなるのでおすすめです。
もちろんナットを溶接する長さとかちゃんと測らないとダメですよ。底づきしたりネジのかかり足りなくなるので。
プレートは問題なさそうなので加工していきます。
まずは不可能な被り方してるとこです。2と3気筒の間の下側。
4と5気筒の間の下側。
ここは直線上に被るのでどちらか片側しか固定出来ません。
今回は26側を固定する事にしました。なので20の穴は無視して26の穴にタップを立てます。
次に1と2気筒の間の上側と。
5と6気筒の間の上側です。
ここは距離が離れているので両方使えます。
六角穴付きボルトとザグリでプレート内にボルトを埋め込みましょう。26側はタップを立てます。
これはどこのご家庭にもある六角穴付きボルト用段付きドリルです。よくお風呂場とかにあるやつです。
ボール盤の目盛りを見ながらボルトの頭分+1mmだけ掘ります。
ボルトが隠れました。
お次は致命的な違いである水路のフロント側です。
ここ以外の水路はほぼ同じ形なのですが…
この網部分が20と26の共通の部分です。
狭くてお話にならないのでトンネル加工して拡大します。イメージ断面はこんな感じです。
共通部分に穴を開けてから20側からと
26側から穴を拡大して水路の形にしていきます。
まだ形を整えていませんが当初よりだいぶ大きくなりました。
あとでもっと綺麗に仕上げます。
最後にこのふぐり…すみません不適切表現でした。
キン〇マですね。
20の方が小さいのでΦ27のホールソーと12mmのドリルを駆使して掘ります。
これを26サイズにラッパ加工します。
ポート研磨の要領で手彫りです。リューターで彫ります。
彫ったあとはフラップペーパーで磨いて整えれば完成です。
表はRB26で
裏はRB20です。
付けてズレがないか確認します。
20側段差なし
26側は少し段差ありますが許せる範囲なのでそのままいきます。
喜んだのもつかの間26と20や25はヘッドの高さが全然違うのでこいつがバチあたりです。
Yeaaaaaaaaah!!!!!!!!
めっちゃ
ワヤディ!
ブチギレな夏希望♩
松浦ワヤになってしまいました。
ふざけんじゃねぇよってくらい当たってびっくりしました。
インマニ水配管にはご理解頂けたのでお次は要らない物を取ります。
26はスロットルに水が流れていません。
それにより色んな分岐をしている水を根元から削除します。あとあとホースから漏れても嫌なので溶接で塞ぎます。
これは切り捨て御免された水配管です。
インマニの水パイプには1/8ソケットを溶接しました。
本来はタービンへ行く水経路です。
ここには差し込み式のフィッティングを付けました。
これでこのあとの配管作りが楽になります。
溶接したところも更にクリアランスを作りました。
ここの水路が細くなりましたが問題があれば外部からバイパスさせます。
ようやくインマニの加工が終わりました。
何とか形になって来ました。
まだまだやる事たくさんですが今回はここまでです。