
んな訳ねぇよ!
今回はIHI RX5からRX6に交換するってハナシ
手に入れたパーツナンバー入りの極レアペケロク2基ですがなんと12年探しました。
ちなみに12年前に見つけたのが私の32に付いてます。
それから予備に持っとこうとずっと探していましたがパーツナンバー入りは全く出てきませんでした…
そんなペケロクですがペケゴーとカートリッジは同じなので割りと簡単に…
付かねぇんだなこれが(笑)
そもそもフランジが全く違うのでまずはガスケットを用意して
プラズマカッターを買ったのでフランジも自作します
フランジも売っていますがペケロクがかなり値段が上がりゆやんと手持ちの金全ブッパしたのでお金がないのです…
フランジが出来たのでタービン周りをバラしていきます
ツインターボツインゲートにフルデュアルマフラーにゲートパイプをサイドまで伸ばしているので知恵の輪です…
誰かのせいにしたいですが自分の顔しか出てきません。
2時間くらいかかりましたが外せました
お次はエキマニのペケゴーフランジを切って
エキマニを付けてタービンの角度を調整してけがきます
ペケゴーより大きいので外側に向けないとカムカバーに当たり向けすぎるとストラットに当たります。
けがいた通りに点付け溶接して更に微調整を繰り返し本溶接します。
エキマニが完成しました
このペケロクはパイピング抜け対策かフランジ化されていました
このフランジを外そうとするとまさかの54mm…
持ってた1番でかいモンキーでも50mmなので掴めません。
見学に来てた後輩がホムセンダッシュをして見つけて来てくれました。

やはりコーナン、コーナンしか勝たん!
液ガスがたっぷり塗られてたのでバーナーで炙り柔らかくしたら緩める事が出来ました。
というのも近いサイズで用意したフランジが1.5mmほどサイズが違い嵌らないのです…
そこで1度タービンから外して溝と外径を削って合わせこみました
この加工でピッタリ合うようになりました。
いよいよ排気側を作りますがとにかく狭いのです。
リアはすんなりですがフロントの排気側がリアタービン逃がす→フロントゲートパイプを逃がす→リアエキマニを逃がす→リアゲートを逃がす→ミッションの釜を逃がす→中間パイプへ…
クソが代
ペケゴー仕様ではフロントタービンのフロントパイプを外すのにリアのタービン、エキマニ、ゲートを外さないといけませんでした。
今回はVバンドフランジを使って3分割にする事でリアタービン周りを外さずに外せるよう作ります。
いつも通り輪切りを溶接して
ちまちま伸ばしていきます。
形になってきました
O2センサーがどこついとんねんってなってますがここ以外付けれません…
とりあえずフロント側が完成したので
お次はリア側を作ります。
マフラーはフルデュアルですが運転席側がリアデフを逃がしているため長いんですね。
なのでフロントパイプの長いフロントタービンは助手席側、短いリアタービンは運転席側に付くようにします。
リア側はフロントの半分以下の時間で出来ました
ミッションの横でフロントパイプがクロスしてるのはご愛嬌
排気側が完成しました
インテーク側は元々使ってたパイピングをベースに加工するのですぐ終わるでしょう。
終わりませんでした。
吸気側は元のパイプを少し短くして角度を変えて溶接すれば…
吸気側は軽い加工で完成です
加圧側に例のフランジを付けていきます。
確かにハイブーストでも吹っ飛びそうにありませんがいかんせん高いのです…
これは私がやった加工ではないのですがタービンの外周を切削した後に外周にネジを切るというとんでも機械加工がされています。
治具やバイトやプログラムの事を考えるだけでめんどくさい加工です…
薄く液ガスを塗って後輩がダッシュして買ってきてくれたパイレンかモンキーかわからないやつで締めます
これ以外使い道は今のところありませんが大は小を兼ねるので!
ニスモのオイルフィラーキャップ緩めるのに使えそうです(笑)
あれクソ熱くなるわクソでかいわでいつもウエス巻いてウオポンプライヤーで回してるので…
はい!ボンネットに当たりました!閉まりません!
ここから切って曲げてを繰り返しましたがボンネットにかする程度までしか低く出来ませんでした。
最終的にはこの高さになりました
そして例のフランジの付け方です。
まずOリングを入れて切れないように薄くオイル塗っといて
輪っかの中に突っ込みます
固定用のバンドを挟み込んで
バンドの固定ピンを差し込みます
ピン指したら抜けないか確認しておしまい
車体が揺れるほど引っ張っても抜けたり外れたりしませんでした。
これなら安心して2キロ以上かけれそうです。
といってもここ以外は従来のシリコンホースと抜け止め用にパイピング同士をプレートで固定しているのですが…
エンジンも無事かかり当たり前ですがアイドリングからセッティングはクソほど狂い、とりあえずコマンダーで合わせてペケロク化は完成です。
お次はデフオイルを交換しようとして
ファァァァァァッッック!!
2年前の私が強く締めすぎてジャッキで緩める羽目になりました。
2年前の俺アホ〇ね
オイル交換したらお次は燃料クーラーを付けます。
こういう吊るしたいけどネジ隠したいしカラーは高いってところ
ホムセンの内径6mmのパイプで簡単にカラーが作れます
反対側はがっつりとステー作って固定して
ディフューザーの中に入れました
夏に山をワインディングすると燃圧高すぎて燃料が沸騰するのでその対策です。
余り物とはいえ本来はクソデカオイルクーラーを燃料クーラーにしてるのでよく冷えます。
ゆやんの作業はまだまだ終わりません…
お次はアシストスプリングが届き
OHから返ってきたビルズのアシに組みます
OHと仕様変更でストローク量を限界まで伸ばして貰いました。
めっちゃ伸びます
これで跳ねてリアがふわつく事もなさそうです。
お次は台所のアレです
ガラリと言う商品ですが安くてステンレスで軽いです。
1枚800円くらいだったかな…
アタックとかに使われてるやつは貧乏人には手が出ないので台所チューンです。
フラットボトム化するとエンジンルームの熱が逃げずフロアは熱々になるわ燃料は沸騰するわで少しでも排熱をするために付けます。
ダンボールにけがいて切ります
4枚付けるので同じように切って
リベットでとめました
思ってたよりも風が抜けそうです
フラットボトムを1人で付けるのは吐きそうですがジャッキを使ってなんとか付けれました。
車の下がキッチンになりました。
底'sキッチンです。
余談ですがこの前ミスってオリーブオイルではなくエンジンオイルをぶちまけました…
サイドパネルも付けて完成したのでタービンの慣らしに鈴鹿までドライブです。

ちなみに道中は助手席でセッティング打ちながら寝落ちしてました(笑)
道中はひたすらブーストかけずにゆっくり走り帰りに1.4かけると400L/hのポンプでは足りず眠ってたボッシュポンプを動かしました。
これで燃圧も下がらず安定しました。
ペケゴーの2キロよりペケロクの1.4キロの方が燃料食うみたいです。
そら速いわ…アホかな???
鈴鹿PAに慣らしへ出掛けたのはこれを見るためです。
ホンダの歴代F1エンジンが展示しています
お目当てのはこのMP4/4
ちゃんとペケロクが付いてました
カートリッジはRX6Bでした
自技会の資料が正しければセラミックインペラにフローティングメタルのやつですね。
ペケロクツインの2人がペケロクツインを見に来るという事もなかなかないでしょう(笑)