1984年11月、冷戦時代のソ連経験豊富なソ連潜水艦、艦長マルコ・ラミウスは
超静音航行システム
「キャタピラー・ドライブ」を搭載した
新型タイフーン級原子力潜水艦
「レッド・オクトーバー」の
処女航海任務を任された
ラミウスはレッド・オクトーバーを指揮し
かつての教え子である
ツポレフ艦長が指揮する
アルファ級潜水艦「コノヴァロフ」と一緒に
演習を行うためにムルマンスク港を出港
まもなくラミウスは
政治将校のイワン・プーチンを事故に見せかけて殺害し
アメリカ東海岸でミサイル訓練を行うと
嘘の命令を艦内に伝える
実はラミウスは1年前の妻の死をきっかけに
ソ連政府に嫌気が差しており
ボロディン副長以下、信頼する子飼いの部下たちと共に
アメリカへの亡命を企てていた
また、ラミウスは退路を断つために
亡命の意志を伝える手紙をソ連政府に送っており
間もなくソ連上層部は
レッド・オクトーバーの追跡及び撃沈命令を出すと
演習と称して大西洋上への大部隊の展開を開始した
同じ頃
ソ連の新型潜水艦の偵察任務を行なっていた
アメリカ海軍のロサンゼルス級原子力潜水艦「ダラス」は
レッド・オクトーバーを発見
情報を受けたアメリカ海軍上層部は
潜水艦に精通するCIA分析官で
元海兵隊員のジャック・ライアンに
新型潜水艦についての調査を命令する
間もなくライアンは
レッド・オクトーバーが未だアメリカも実現できていない
キャタピラー・ドライブを搭載していると気づく
しかし、時既に遅く
キャタピラー・ドライブを作動させたレッド・オクトーバーは
ダラスの前から姿を消し去っていた
ソ連からの不確かな諜報情報が届く中
レッド・オクトーバーの目的について
悩むアメリカ政府上層部であったが
ライアンはラミウスの意図が亡命であると見抜く
海軍上層部はライアンの予想を否定するものの
国家安全保障顧問ジェフリー・ペルトは
ライアンにその仮説を確認するための3日間の猶予を与える
そしてライアンは
大西洋の真ん中の
空母「エンタープライズ」へと派遣される。
Posted at 2022/09/27 16:58:51 | |
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