
今日はAタイプ60倍コンデンサーチューン
を1台製作しました。
奈良のHさんの9/14のご注文分です。
電解コンは105℃50V4700μFを6本使いました。
オプションは通電確認・故障チェック用超高
輝度青色LEDと低速時トルクUP用105℃50V470μFと
ノイズ対策用PPコンです。
ケーブルの長さもご希望で赤黒それぞれ
約50㎝にしました。
BMWに装着されるそうですが、丸端子は
標準の6ミリのご希望だったので
その通りに製作しました。
別に10ミリの丸端子も2個同封しましたので
6ミリでは合わないときは
10ミリに変更お願いします。
多分BMWのバッテリー端子の
ボルトの径は国産車よりも
大きいはずですので。

「下記のような告知がホットイナズマのメーカーからされています。
●不具合内容
「ホットイナズマ」シリーズにおいて、回路保護機能の
設計値を超えるバッテリーから生じるサージ電圧(70V~
20KV)が繰り返し流されることにより、基板部品、及び
基板の一部が破損し、これをきっかけとして基板パター
ン間での放電が生じ、炭化導電路が生成されることによ
り、トラッキング現象が起き、発熱、発煙、発火が生じ
るおそれがある。」
これに対する対策も現在はとられているようです。
※以下はあくまで個人的な推測・推定および参考意見です。
少し疑問に思うのはこのような高いサージ電圧が
発生していたとすると同じような電解コンを多用している
車載のオーディオやナビやカーラジオや
ワンセグやフルセグのテレビや車載コンピュータや
接続しているiPodなどの機器やサージ電圧に弱いICなどの
電子部品が壊れてしまうはずですが
そういった問題の発生を聞いたことがありません。
自分としてまず一番に考えられるのは以前よく問題になっ
ていた中国製(台湾製)の不良電解コンが原因ではないだ
ろうかと思われます。
パソコンのマザーボードでしばしば問題になっていましたが、
使用後短期間で液漏れしたり、膨らんだりして故障することが
多くみられました。電解コンの液漏れで基盤が絶縁不良になり
それが原因で上記のようなトラブルが発生した
可能性が高いのではないかと思われます。
または回路基板のパターン間隔が
狭すぎてそれが原因で液漏れと合わせて
漏れ電流が発生したか、
基盤材料自体や他の部品自体の
不良品、などの可能性の方も高いと推測されます。
私の製作品は日本ケミコンのKMGシリーズ
やKMHシリーズを使用し、高耐温度105℃、
車使用としては余裕の高耐電圧50Vの
高性能タイプ電解コンを使っているので同じような
トラブルはまず起こらないと思います。
通常、車の各種電装機器に使用されている
電解コンの耐電圧は25Vが一般的には
多いです。私のコンデンサーチューン製作品は
さらにこの2倍の耐電圧であり、十分な安全
マージンを取っています。
電解コンの耐電圧は高くなるほど部品値段は
正比例して高価になります。
車用としては過剰品質ともいえるし、価格も高くなるため
まずメーカーはこのような高耐電圧の電解コンを
使っていません。大きさも倍近くなって
場所を取るのも使用しない理由の一つですが。
私としては安全性と装着効果を第一に考慮して
今後もこの電解コンの使用を続けます。
耐電圧に余裕のある電解コンを使うと
発熱などが抑えられ、電解コン
自体の寿命も長くなります。
軽自動車で時速100Kmで連続長時間走行するのと
3000CCクラスの大排気量車で
100Kmで連続長時間走行した場合の比較と同様です。
エンジンの負担がぜんぜん違うようなものです。
排気量が多いとエンジンにストレスがほとんど
かかりません。電解コンも同様です。
高耐電圧タイプだとコンデンサーに
対する負担やストレスが減ります。
なお過電流防止や安全対策としてヒューズ
をつけておくことをお勧めします。
◎参考までに-----最近、スバル用品(株)でも、
ほぼ純正扱いで コンデンサーチューンが発売
されているそうです。またマツダ車の一部にも
コンデンサーチューンが採用されているそうです。
Posted at 2013/09/16 17:53:36 | |
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