2012年12月08日
安心と安全 剛性と剛性感 トヨタと原発に見える神話の構造
巷で良く「トヨタ車はボディ剛性が高い ホンダ車は低い」
なんてヨタ話を聞いた方も多いと思いますが、コレ本当?
結論から言うと、解りません。
剛性と言うのは、一定の測定条件の元で出した数値で有り
ボディ剛性の高低は一般ドライバーの公道走行程度で解りません。
解るのは、足を固めサーキットや峠で攻めた時に初めて体感出来る
いわゆる剛性感の事で、剛性がどうこう言ってる人は剛性と剛性感を
いっしょくたにしてる無知な人間。
解り易い例を出します。柔らかいサスを付けて剛性感を感じるには、
しばらくフルパンプ状態を続ける状況にならないと駄目です。
そりゃそうでしょ、最初に外部からの入力を受けるのはタイヤ
次にサスペンションなのですから、それが限界になってはじめて
フレームにねじれやたわみが出るのですから・・・
よほど、酷いフレームじゃないと一般的なサスペンションやタイヤじゃドライバーに解りません。
で、逆にカチカチのサスペンションならもろにフレームに伝わり
解り易くなります。それでも、一般道を走るへなちょこ速度では解らないのは当然。
で、剛性が高いと何が良いのか? そら思い通りに曲がってくれる止まってくれる。
って事ですが、コレもサスペンションが柔らかくては何の意味も無いのは解りますよね。
トヨタ車に剛性感が有るってのは、無知な人間がサスが拾っている外部からの力を
フレームが耐えていると勝手に解釈しているに過ぎません。
逆に一昔前のホンダ車は逆、固めのサスなのでフレームの変形が直に解るのでしょう。
安心安全も同様 安心とはより危険な状況を招く心理状態 安全とは危険要素が無い状態
或は少ない状態 安心すれば危険に対する防御は少なくなるのだからより危険度は増すのです。
まあ、こんなヨタ話はいくらでもあるのですが、文学や神話と工学とか科学をいっしょくたにして
金儲けの道具にしてる輩の口車にのって、世間でソレをペラペラ喋るのはとても恥ずかしい事ですね。
ああ、そうそう先にも色々書いて来ましたが、「強度不足’の欠陥を連発しまくる
トヨタが剛性の高い車を造ってるって思える人が不思議です。
設計 或は製造過程で強度計算が出来ない企業に剛性が出せるなんて それこそ神話じゃないですか?
原発村にせよ、地震学者にせよ地質学社にせよ 文学がまかり通りすぎていますね。
それを、信じてる方も信じている方なんですがね・・・。
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福島原発事故とトヨタリコール問題 | ニュース
Posted at
2012/12/08 15:59:48
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