最近 EVの記事を書いたばかりですが再度
先日、EV肯定の内容を書いたのですが、コレに対する批判も有ります。
その理由として、原子力村の回し者か?とか EV普及で電気使用量を増やすのか?
とか 要するに
電気使用量が増える。というお叱りです。
このような方々は、私の書いた記事をじっくり読んでいないのでしょう。
そしてステレオタイプ
電気需要が増えれば原子力という見事な思考回路が出来ているのです。
電気使用量を増やすのか?については、ハイです。それの何処に問題が有るのか聞きたい。
私の書いている事は、
電気使用量を減らすのが目的じゃなく、既存の化石燃料を効率よく使う。
その結果、化石燃料輸入量が減りコストも公害も減るのは当然の結果。
と言う内容のモノです。ガソリンエンジン(HEV含む)は当然ガソリンを使います。
その供給に応じ原油輸入し精製 販売します。これ当然のプロセスですよね。
そうなると、
ガソリン消費に合わせ原油輸入精製となります。そうなると一定量の軽油や重油も出て来るのです。ガソリンだけにする事は不可能。
以前にも書きましたが、これら
(軽油等)は供給過剰となり海外へ輸出されているのです。
チリやオーストラリア、そして欧米までにも輸出先が増えております。
原油を輸入 そして
精製後に燃料使って輸出・・・全く呆れます。
片方でガソリンが高い 原油が高い つまり足りない と言いつつ片方では二束三文で軽油を売り飛ばす。
つまり、
軽油を使うディーゼルを普及しろと言う事を以前書きました。
で、ガソリンですがEV普及させれば当然ガ
ソリン消費は減ります。
そして重油の消費が増えます。石油火力発電は重油ですからね。ココで
二つのメリットが発生します。
まず、
熱効率 原発は三割割程度、石油火力は五割程度と四割も石油火力が勝ります。
でガソリンと重油の価格です。
重油1トン780ドル ガソリン 150円程度 産業用A重油 80円程度 重油はBCも有るのでもっと安いでしょう。
価格差が半分で熱効率で
四割増。送電ロスが一割有るにしてももの凄い差です。
で、更に発電所に重油を一括で供給するのと、ガソリンをGSに個別に運ぶのとでも運送分の差が出て
家で充電するのと、GSまでガソリン入れに行くのとでまた差が出ます。
で、ざっとここまでで
80%の価格差が生まれます。バーゲンセールより更に凄い!
100円のモノが20円になる!
まだ、あります自動車の機械損失です。製造時に部品点数が少ないEVは、その部品を運搬する為の燃料も節約出来ます。
自動車エンジンの熱効率は20-30%。モーター 20–99.5 出力200W以上のモーターでは70%以上
EV 80kW(約108PS 1500ccクラス つまりほぼ100%の効率になります。
熱効率だけで言うと、三倍。
EVを使えば安価な重油を使え、かつ熱効率は三倍以上というとてつもなく効率的な運用ができるのです。
現状のEVの弱点と言われている 巡航距離 これも殆ど問題有りません。先に書いたように過半数は一日20km以内 およそ七割八割は40km以内に収まります。
問題は価格 およそ倍近い車掌価格。それと電力独占の市場。電力問題とエナジー問題は切っても切り離せません。
EV普及し電気が足りないから原発・・・こんな事を言い出すのは目に見えています。
ソレをやらせない為には、日本では絶対に原発は止めないとダメなのです。
EV普及口実で原発稼働推進を目論む電力会社、トヨタ車普及でも原子力村の推進力になる。
なら、国は?中央官僚 国交省 厚労省 は勿論
このディーゼルとEV排除は財務省が幅を利かせています。
なぜなら、軽油は地方税 ガソリン税は国税として中央に流れるからです。
中央集権が、国民・地方にも根付いている日本ではガソリンを使ってもらわないと中央官僚が支配力を弱める事になるのです。
これら、政界・中央官僚・原子力村・大手マスコミ『特に電通』
との利権を断ち切る方法が必要なのです。
洗脳国家等ごめんこうむります。
トヨタ車を買うのを止める事こそ日本を救う唯一の手段
Posted at 2013/04/27 11:46:11 | |
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福島原発事故とトヨタリコール問題 | 日記