2010年12月1審・東京地裁判決
ホンダにアスベスト被害での賠償命令が出た。
そして、
本日 東京高裁で和解が成立(2500万円の解決金)したとの報道。
内容抜粋
約40年前にホンダ子会社の工場で働いていた元整備士の男性が作業中にアスベスト(石綿)
を吸って中皮腫になったとして、ホンダに約9600万円の賠償を求めた訴訟
ホンダ・エス・エフ中部(当時名古屋市、98年にホンダに吸収合併)に入社し、
エアガンでブレーキドラム内の粉じんを吹き飛ばす作業などを行い、69年12月に退職。
07年に悪性中皮腫が見つかり、労災認定
なんて事無い、アスベスト被害労働者vs企業 の訴訟だ。 和解と言うのも気に入らないし金額も少ないと思う。
これはコレで、決着がついたのだが、実はアスベスト被害
自動車メーカーではホンダがはじめて認定との事。
もの凄い不思議と思わないか? ホンダやマツダ等はトヨタ日産より後発の四輪メーカーなのだ。
つまり、アスベスト被害の大きさから言えば昔から製造して来たトヨタや日産がより健康被害が多いのは当然。
こちらでトヨタのアスベスト被害を訴えている方が居る。
ホンダは、いやいやながらも罪を償わされた。当然だと思う。がしかし、こんなアンフェアがまかり通って良いのだろうか?
なぜ、ホンダのみがアスベスト健康被害を追求され糾弾されたのか?
ユーザーユニオン事件を思い出しながら書いている。
コチラに検事総長の天下り先一覧が有る
岡村泰孝 トヨタ自動車監査役
松尾邦弘 トヨタ自動車監査役
日産もホンダも名前が無い。 やはり天下り先を用意しているかどうかは大きな要素になるようだ。
東電があれ程の事故をおこしても断罪されないのは「裁判」事態が利権構造の中に組み込まれているからだ。
トヨタ利権村は、それより大きい。 天下り一覧には関西電力が有るが東京電力は無い。
Posted at 2012/03/17 02:59:38 | |
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福島原発事故とトヨタリコール問題 | ニュース