目出たく、第一回のアニメ感想文を書き大反響をよびましたので第二回です。
第一回目で主題は「平和と戦争」なんて書きましたが、違うんですね。コレ
実は「陰と陽」なのです。これで全てが貫かれてるんです。
忍術にも、陰遁 陽遁で分かれており。
主に精神的ダメージを与えるのが前者で肉体的ダメージを与えるのが後者と解釈してます。
封印術なんてのは、おそらく隠遁になるのでしょう。
基本的に、この陰陽の性質両方で成り立っているのは現実世界でも同じです。
サスケとナルト千手柱間とうちはマダラ の関係も陰陽で表現されています。
面白いのは、陰陽両方無いと具現化しないという理屈。
そもそも、六道仙人というのが忍術の始祖で全ては六道仙人から物語は始まっています。
(物語はナルトの忍者アカデミー時代から始まります)

月も六道仙人がつくったらしい。
六道仙人は、陰陽の力を併せ持ち生命やモノまでつくり出し
十尾を体内に封印された人柱力で有り神と言われている伝説上の存在。
六道仙人が死ぬ際に、二人の息子にそれぞれ力をわけるとき、この陰陽に分けられるのですが、またコレが面白い。
(生命も創造できるのに死ぬのか?とか神なのに死ぬのか?とかそんな聞いちゃダメ)
長男には、精神力を 次男には生命力を それぞれ分け与えた結果
長男は憎しみを糧に 次男は愛を糧に それぞれの人生
そして、コレからの歴史を刻んでいくのです。
長男の末えいが”うちは一族” 次男の末えいは”千住一族”として永遠と争い続けているのです。

八彦の死体に長門の輪廻眼。生死をも操る瞳術。
地獄道、人間道、などの六道を使い魂と肉体を分離したり合わせたりできるのです。
ナルトが影分身を使って修行しまくった仙人モードでの仙術を使っても
相手にならず「もう遊びは終わりだ」と軽く捕獲します。
それもカカシを殺した後にですからね。強い。「痛みを知れ」が決め台詞。
トビ。
「人は愛情を知った時から憎しみというリスクを背負う運命なのだ。」
なぜか、写輪眼をもっているのです。
イタチと組んでうちは一族を滅ぼしたのも、このトビなのです。
「千住柱間は、俺のライバルであり憧れでもあり、そして最も憎い存在なのだ」
サスケ
「ナルト オマエに何が解る。親もいないオマエに失う苦しみの何が解るというんだー」
「イタチを殺す為なら、こんな命いくらでもくれてやる」
と両親を殺されたサスケは兄イタチへの復讐心に全てを支配され暁のメンバーになるのです。
「イタチを死に追いやった木の葉の連中は皆殺しにしてやる。
ナルト オマエを一番に殺してやるからな」
イタチの真実を知り益々憎悪を深めるのです。
うちは一族は、写輪眼を同族間のみ移植でき。親兄弟や親友と言った最も近しい人間程 万華鏡写輪眼 永遠の万華鏡写輪眼と瞳術の強さが増すのです。
そのため、うちは内では眼球争奪の殺し合いが幾たびもあったのです。
うちはの怨念と千住一族への恨み その怨念から国や里、世界を守ろうとする千住の火の意思。
柱間とマダラ ナルトとサスケ 愛情と憎悪 。
いや〜、もうドロドロのグズグズのベトベトの愛憎劇だったのですね。
この漫画。
では、また来週!
Posted at 2013/09/26 17:59:06 | |
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