2013年07月26日
過去に何度も触れて来たのですが、ちょっと掘り下げて書いてみます。
まず、「欠陥」これは、破損や火災等の事象事故がおこっていなくても、製品として存在した時点で不適格品と烙印を押される製品。
それまで隠蔽していたか、認識できずにいたかの違いであってソレは存在した時点で欠陥製品なのです。
「不具合」これはユーザーが使用し事象や事故として具現化した時の表現。
欠陥とは全く違うのです。
例えば川の中に車を突っ込んで走らせます。当然壊れます。
どこがどうというのは言えませんが、色んな部品の不具合がおきて機能しなくなる。
コレ不具合なんですよ。この車水の中どんなに走っても大丈夫。
とうたって売ってたらメーカーの責任 つまり欠陥となります。
トヨタのアクセルペダルの欠陥問題でも「不具合」が連呼されました。
あたかもマットを敷いたユーザーの責任であるかのような言い回しでした。
つまり、ユーザーの過失だがメーカーがなおしてやったという構図になります。
プリウスのすっぽ抜けブレーキもそうでした。「不具合」とユーザーが感じるのは個々の感覚の問題。
しかし、苦情が多いので不具合修正をしてあげる。欠陥ではない。
こういう理屈です。
カス以上の記者クラブメディアなら当たり前の事ですが、驚く事にソレ以外のメディアも平然と「不具合」等と報道して来たのです。
「不具合」というのは使い手の感覚的な部分がかなり反映し苦情として上がってきます。
苦情が多いから欠陥製品か?というと全く違います。
逆に苦情が無いから欠陥製品ではないなんてことはあり得ません。
今、日本人は放射能まみれの空気を吸い、放射能まみれの食品をバクバク食っております。
放射能の味がした。病気になった。なんて苦情が激増してるのでしょうか?
うたい文句通りの燃費が出ないと苦情を申し立て裁判がおこっているのでしょうか?
この洗脳国家日本では我慢だの文句を言わないだのが美徳とされ続け
結果、放射能と欠陥製品にまみれた社会になりました。
それでもなお何も変えようとはしません。
それどころか昔に逆戻りし全く同じプロセスを繰り返しています。
ここまで狂ってくると、どう表現していいのか解りません。
Posted at 2013/07/26 20:13:02 | |
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