IAEAも原発村の一員で有るとの記事。
引用
『看過できないのは、日本政府の対応に関するくだりである。「避難地域の対応を含めて、組織化されている」と賛辞を贈っているのだ。………
日本の情報提供不足に不満を示し、情報の質と量の改善を求めていたのはIAEAだったはずである。
今回の
来日調査も、日本政府や東電からの聞き取りが主だった。故に日本政府への大甘な評価が出てきても驚くに値しない。IAEAという組織の限界を露呈したにすぎない。
忘れてならないのは、
IAEAのもう一つの大きな役割が「原子力の平和利用の推進」であるという点だ。
言ってみれば、IAEAも世界における「原子力ムラ」の住人である。評価をうのみにはできまい。』
かつてトヨタ急加速問題を隠蔽しリコール費用を浮かせていたのを天下り癒着で見逃して来たのはNHTSAであったのは、このブログでも触れた。
原発事故同様誰の目にも明らかな問題になった時、猿芝居をやり問題を煙にまいた手法もソックリなのだ。
で、タイミングが良いのか悪いのか事務局長が天野之弥という日本人である。
特に私が許し難いのは、避難地域の対応を評価している部分。初期対応から現在に至るまで、一番酷いのが原発施設周辺住民への対応なのは間違い無い。
これほど、歪められた評価を到底受け入れる事は出来ない。近隣住民や被ばく者なら尚の事怒り心頭だろう。
Posted at 2011/06/02 19:57:26 | |
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福島原発事故とトヨタリコール問題 | 日記