
長いタイトルですみませんm(_ _)m
昨日の夕方ですが、ミニを所有する職場同僚から
『最近ウインカーが点かなくなったんですが』と相談を受けました。
聞けば『ハザードは正常』に点滅するという
だとすればウインカー点滅リレーの故障か球切れによる消費電力の違いによる点滅回数の変化かな?
(普通の国産車なら球切れ時は点滅が早くなるが、このミニのウインカーの点滅制御はちょっと違うのを以前確認しているのでそういう事もあるのかな?と推測)
ちなみに、このミニはウインカー用とハザード用リレーは別々で違う場所に設置されてます。(ウインカー用は室内ハンドルコラム下、ハザード用はエンジンルーム助手席側バルクヘッド)
その後、現車確認。
すると点滅の不良ではなく、点灯すらしない(電源が流れて点きっぱなしでは無く、電源すらきていない)
球切れやリレー自体ではなく電源の問題・・・
・・・で次に思ったのがヒューズ切れ?
テスターでバルクヘッドに並んだ管ヒューズにテスターを当てていくと抵抗値では断線はしていないのを確認
(実はどのヒューズがウインカー用のモノかも判っていないのだが取り敢えず見えているヒューズは全て点検)
さて、ココで思ったのは配線図が無くてオマケに寒い・・・時間のかかりそうな故障探求だなーと思っていた所
〔内心、やっかいな問題だと・・・w(-。-) ボソッ〕
オーナーから更に一言
『この前の雨が降った後から急に点かなくなりました』
!!! この一言で答えが急に見えてきました。
先ほどの管ヒューズ部分(※今度は受け側端子側)にテスターを電流値計測モードで当てなおす
(つまりテスターの線を利用してヒューズ無しの直結状態)
これにて無事、点滅を確認!
原因はヒューズと受け側端子との間での接触不良です。(過程としては雨水進入による腐食のハズ)
この故障探求はオーナーの言葉が無くて、もし一人で触っていたら数倍の時間を費やしていたに違いありません
なぜならヒューズ切れで無い事の確認は終わったつもりで、あっさりと素通りしてしまいましたから・・・
整備のセンスが有るか無いかも影響するのでしょうが、もし整備工場等に修理依頼する時は
所有者しか知らない情報を少しでも多く整備士に伝えましょう。
車も各個体差がある以上、変化の前後でナニがあったか所有者本人が一番判っているはずです。
それが修理完了への近道です。
修理に試行錯誤すると時間がかかるばっかりではなく関係ない部品の交換で余計にお金がかかる事も予想出来ます。
追記
画像は冷却液漏れの確認だったか、プラグコードのリーク確認だったか時期は忘れましたが、たまたま画像を撮っていたモノを見つけたので追加しておきます。
問題のヒューズ位置は全然写っていませんが…