
前回のブログで取り上げたチェーンのメンテネタの続編です
センタースタンドの無いバイクでのメンテナンス…私の例ですが…
一昔前の私だったら、こんな事もありました。(反省を含めて、真似しないよう参考までに…)
エンジンがかかった状態でサイドスタンドを支点に後輪を持ち上げてギヤをローに落とし、片手でも支持できる角度にバイクを保ちクラッチを離すと、エンジンの回転で勝手に後輪が回った状態を維持できます。コレを利用するとチェーンに満遍なくオイルを行き渡らせる事が出来るのですが…この方法での作業には問題点がいくつかあります。
大きな問題点では重大な事故の可能性があるという事!
余分なオイルを拭き取ろうとすると結構なチカラで手が引き込まれるので
油断すると指が無くなります!
私は不意にウエスを巻き込まれた事があり、それ以来怖くて出来ません。
(今のバイクでは殆どのモデルでサイドスタンドが出ている状態でギヤを入れるとエンジンが止まります、決してSWをキャンセルしないように)
ましてやエンジンを掛けていると、例えニュートラル位置でもオイルに引きずられて結構後輪が回転するので危険です…
小さな問題点では、多くのチェーン用オイルは耐水性と遠心力に耐えるように糸を引く程の粘り気がありますが、タイヤの回転数が結構速くなる事もあり糸状に伸びたオイルが大量に発生・
飛散してしまい、スイングアーム周辺が
悲惨な事になります。
…で、
現在私がおこなっている方法…
センタースタンドが無いバイク、そしてとメンテナンス用のスタンドを持たない方へのオススメ方法は『車用ジャッキ』です。
コレなら手でタイヤを回すのでエンジンを掛けている状態よりは安全、ジャッキも車用だから殆どの方が持っているでしょうし、バイク程度の車重だとハンドル不要で手でジャッキのシャフトを回して、後輪が持ち上げられます。
オススメのジャッキ位置は画像のようにリアアクスル周辺。
乗車状態こそムリですが、エンジン位置で持ち上げるよりは少しでもスイングアームの角度を『1G状態』に近づける事が出来ます
(チェーン調整時の張り過ぎを防ぐ事が出来ますが、調整方法は事前にサービスマニュアル等で条件を確認して下さい)
…さて、画像では少し判りにくいですが、右サイドのスリップサインが限界に近く、いよいよタイヤの交換時期が近づいてきました
今の所、第一候補はパイロットロード2に変わりつつあります
センターが減りにくく、尚かつ峠もある程度楽しめそうなタイヤ♪
(以前のブログにupしてますが、私の場合『極度のハイグリップタイヤ』は逆にストレスが溜まります…楽しもうとすると危険な速度域に突入するので…かといって滑りまくりのツーリングタイヤだと周りのSS等と一緒のペースで走れないのでつまらないという偏屈者…?)
夏前には交換予定ですが、どれにしようかナ~~~♪
Posted at 2007/04/12 21:47:52 | |
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