アルファロメオ ジュリア

ユーザー評価: 4.55

アルファロメオ

ジュリア

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気分複雑 - ジュリア

試乗

気分複雑

おすすめ度: 5

満足している点
ライバル車となる我が420GCと比較しても、ハンドリング、アクセルレスポンスとも圧倒的にリニアで、ギア比も低めのため高トルクで引っ張ってパワフルに感じられる。
適度なサウンドで、回転数がまっすぐ伸びていく感覚が気持ちいい。
またハンドルの舵角以上に曲がれる感覚があり、ブレーキも若干クセを感じたがよく効く。
よく走り、よく曲がり、よく止まる素晴らしい車。
何よりサイズの割に車両の大きさを把握しやすく、試乗で慣れない車ながら狭隘な道でも問題なく走れた。

スポーティさが売りのためやや硬めの足回りだが、スーパーは最もラグジュアリータイプとのことで、ショックのカドは取れており、跳ねるようなガチガチな足ではない。
適度にエンジン音を聞かせてくれるが、静粛性は高級車として十分。
インテリアはリアルウッドはスーパーに、本革は全車種で標準装備であり、さすがにイタ車らしくオシャレで高級感の演出も良い感じ(スポーティに振ったヴェローチェのインテリアはやや安っぽいか)。
最初からフル装備のため、オプションで上がる価格は小さいのもいい。

不満な点
一点だけ難点を言えば、ハンドリングはクイックだが電子制御が前面に出ているのを感じるため、個人的には自然な感覚に乏しく感じた(ハイテクに自分がついて行けてないだけかも)。
ナビやステレオはスマホとの連動が前提であり、それがなければ使えないというのは、間口を狭くするんじゃないかと思う。
総評
ガキの頃から「アルファロメオ」というオシャレなブランド名がずっと気になっていたものの、量販車ではずっと丸っこいハッチバックしかラインアップされておらず、腰が引けてたところにこの車が出て、ようやく乗ってみる気になれた。
たまたま引っ越し先の近所にディーラーがあり、ジュリアが展示されているのを見たため、機会を得て試乗することができた。
一番重要なエクステリアは、象徴となる盾形グリルがメッシュになったため、従来モデルとはイメージを一新したように見えるものの、これはこれで悪くない。
個人的には159のマスクが一番好きではあるが。

一方でいざ乗ってみた結果を一言でいえば、スポーティが売りのはずの我が420GCを、はっきりワンランク上回っていた。
BMWがF型になってロールが小さくなったな、挙動が軽くなったなと思っていたら、ジュリアの方はそれを軽く上回って、1.6トンの車重を感じさせない実に楽しい車。
帰りに愛車420GCを運転しながら、かなり複雑な気分にさせられてしまった。
(性能と愛情は別モノだけど!)

値上がりの激しいベンツやBMWと比較して、性能や装備は優るとも劣らず、値付け自体も安価なため割安感が強い(BMWは三桁値引きもあるので一概には言えないけど)。
セールスマンを信じるなら、すでに信頼性はドイツ御三家に劣らないらしいので、非常にお買い得ではないか。
数年後の買い替えで、次期愛車の候補になるかも知れない。

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