二重人格なプレミアムコンパクト - A3スポーツバック

マイカー

二重人格なプレミアムコンパクト

おすすめ度： 4

満足している点: 何といってもデザイン。強さだけでなくエレガントさを兼ね備えたシャープなプレスライン。毎日愛車を見る度に惚れ直す。
不満な点: 前車ゴルフ7ハイライン（1.4ターボ）よりも遥かにパワーがあるはずだが、低回転トルクは変わらず、キックダウンするまでのアクセル踏み込み量が多く、また湿式7速DSGのプログラムが非常にマイルドな味付けで、良くも悪くもトルコンATのようでもっさり感を強く感じる（パワーモード以外）。
また、直噴エンジンの弊害か、2000回転以下のガラガラ音が大きく、最初はディーゼルかと思った程。常用回転域のエンジンの静粛性は1.4が上。
総評: お気に入りのデザイン、踏めば十二分なパワー、正確なハンドリング、パワーと燃費のバランス、雪上で遊べるクワトロシステム、大満足です。

デザイン: 5; 外装、強さと美しさのバランスが見事。内装、シンプルな高級感。
走行性能: 4; 190馬力32.6kgのパワーとクワトロは最高。体感的に数値以上に感じます。街乗り領域モッサリ感と、踏み込んだ時の豹変ぶりは完全に二重人格。
乗り心地: 4; Sラインのスポーツサスペンションは正直硬いが、高いボディ剛性もあり決して嫌な突き上げは無い。ワインディングはロールも少なくスポーツカーそのもの。
エンジンは低回転域のゴロゴロ音が非常に残念。しかし中高回転域は非常に滑らかで静粛性が高い。
車内の静粛性は前車ゴルフ7と変わらない。ただ、ボディ剛性感はアウディが一枚上手。
積載性: 3; ゴルフ７もそうでしたがボディのサイズの割にリアシートが狭い。この辺のパッケージングは日本車に敵わない。
燃費: 5; 2リッターターボのクワトロで1.5トン近いですが、毎日の通勤（渋滞の無い一般道、片道25km）で速い流れに乗っても14～15km/l、郊外の一般道なら18km/l以上走ります。十二分です。
価格: 5; 自分は3年落ちの中古車、超希少なクワトロSラインパッケージ、新車価格の約半額で購入しているのでコスパ最高です。
しかし新車だと500万円と考えると個人的には疑問。