通勤からツーリングまでこなせる優等生。 - CBR250R

マイカー

通勤からツーリングまでこなせる優等生。

ナッシングス
ホンダ / CBR250R
不明 (2014年)
- レビュー日：2017年6月10日
- 乗車人数：１人
- 使用目的：通勤通学

おすすめ度： 4

デザイン：無
走行性能：無
乗り心地：無
積載性：無
燃費：無
価格：無

満足している点: ◎中低速域のトルクフルな走り
単気筒ゆえに発進から力強く、同じカテゴリの2気筒ライバルと比べても100km程度までならむしろ優位なくらい。

◎単気筒とは思えない振動の少なさ
一般の単気筒エンジンのようなビリビリくる振動は無く、手が痺れる事もあまりありません。驚くほど滑らかで心地よい鼓動感程度です。この点はホンダは素晴らしいと思う。

◎単気筒エンジンとは思えない高回転型単気筒エンジン
10500回転まで回る高回転型のエンジンで気持ちよく吹け上がります。十分な動力性能。マイナーチェンジ以降は2馬力上がり、29馬力へとパワーアップしています。

◎燃費の良さ
単気筒ゆえにクォータートップの燃費を誇ります。普段乗りで30km/L程度、遠乗りだと35km/Lを超える。

◎癖の無いハンドリング
車体の軽さからの扱いやすさ、素直なコーナリングで初心者でも乗りやすい。

◎デザインの良さ
これは意見の分かれる所ですが、マイナーチェンジで2眼モデルとなりいわゆるVFR顔からCBRのデザインへと変わった事。
僕的には2眼モデルのが断然好みで購入の決め手でした。
サイドカウル・アンダーカウルもデザイン変更で一体感がある。

◎キツくないハンドルポジション
フルカウルモデルにしてはハンドル位置がアップで程よい程度の前傾になるので腰が痛くならない。

◎車体の安さ
購入時にニンジャ250と迷いましたが、ABS無しなら新車で乗り出し45万〜という安さ。

◎維持費の安さ
オイル使用量の少なさ、タイヤなどのコストパフォーマンスは非常に高い。

◎カスタムのしやすさ
アフターパーツが充実してるので自分好みにカスタム出来る。

◎なんでもこなせるフレンドリーな性格
自分の使い方としては通勤8:ツーリング2ですが、毎日の通勤に使っても疲れない車体の軽さ&燃費の良さ、ツーリングでは下道ならば十分なパワー&たまの高速にも対応出来ます。全てを1台でまかなうならばベストな選択かと思う。
不満な点: ×単気筒特有の低速時のスナッチに慣れるまでは少し違和感があるかも。

×高回転型の単気筒エンジンなので回りますが、高回転になればやはり振動が増えます。また、100km〜110kmの巡行は十分出来ますが、そこからの追い越しなんかは気を使うので高速道路メインだとちょっと疲れる。
ただ、高速道路メインならば250ccを選ぶ事がナンセンスかと。

×価格が安い分細かいところは安っぽさは否め無い。

×なんでもこなせる分、悪く言えば中途半端。125ccほどの維持費のメリットは無いし400〜以上に比べパワーははるかに及ばない。同じ250cc2気筒勢に比べ若干高速域では劣る。
総評: 単気筒の概念を超えるなんでもこなせる優等生。扱いやすさ、パワー、コスパのバランスが非常に良い。このバイクに何を求めるかにより評価は変わりますが、自分の使い方では大満足です。

新型CBR250RRが発売されましたが、各部のクオリティ、動力性能は遠く及びませんがそもそもの値段が違い過ぎるので比べるのはあまりにも酷だと思う（笑）