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複数台持ち向け-メルセデス・ベンツEQCに乗ってみた。 - EQC
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こゆ&すいぱぱ
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メルセデス・ベンツ / EQC
EQC400 4マチック_RHD_4WD (2022年) -
- レビュー日:2022年7月18日
- 乗車人数:2人
- 使用目的:購入目的
おすすめ度: 3
- 満足している点
-
1. 超絶滑らかな乗り心地と静粛性。
2. スムーズなパワートレインと自然な回生ブレーキ。
3. 内装の質感。 - 不満な点
-
1. ブレーキペダルの位置に対して、フットレストが遠いペダルレイアウト。
2. ほとんど路面からの情報を伝えないステアリング。
3. 80kWhもの大容量バッテリーを搭載しているのに、1回の充電で400kmしか走れない。
4. 最低地上高が130mmしかなく、ヘビーデューティな使い方には向かない。 - 総評
-
試乗車は素のモデル960万円に、AMGライン60万円+レザーエクスクルーシブパッケージ58万円+スライディングルーフ14.2万円+ヒアシンスレッドのボディカラー13万円のフルオプション仕様で、総額1105.2万円であった。東京都で登録するのであれば、補助金込みで1000万円を切るかどうかと言ったところ。
EVなので加速が超滑らかなのはテスラに乗って分かっているので今更驚かないが、荒れた舗装路を走ってもタイヤが一切ザワつかないのは本当に驚いた。異様に静かなクルマである。
その一方で、Cクラス系特有のドラポジの取りにくさ、路面の状況が伝わってこないステアリングは最後まで馴染めず。
WLTCの一充電走行可能距離は400kmに過ぎず、正直300km以上の長旅に連れ出すには不安が付き纏う。
まぁ、1000万円のクルマを都内とその周辺でしか使えなくても構わない、と言う人だけが持てるクルマだと思う。少なくとも自分には無縁の世界。
- デザイン
- 4
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外観は明らかに旧GLCをベースにしたことが分かるものだが、EQシリーズ共通の横一文字テールランプが、このモデルでは一番しっくりくる。
最近登場したEQBはいかにも取って付けた感じだったが、これなら良いと思う。
インテリアは非常に質感が高く、ドアパネル上部にスエード調の生地を貼ったりするなど、抜かりない。
少なくとも新しいCクラスよりずっと立派に見える。まぁ1000万円のクルマだから当然か。
- 走行性能
- 5
-
EVらしく加速は滑らか。
300kW/765Nmと言う怪力の持ち主だが、テスラみたいに殊更加速力を強調するようなこともなく、扱いやすい。
ブレーキは回生の強さをパドルで3段階に変えられるが、一番回生を強くすればほぼワンペダルに近い運転が可能(完全停止するにはブレーキペダルを踏む必要あり)。
これも自然な制御で、ギクシャクするCクラスのマイルドハイブリッドに比べてずっと運転しやすい。
- 乗り心地
- 3
-
静粛性は物凄い。
サイドにも合わせガラスを奢っていることもあるが、とにかく道路からの音がほとんど聞こえない。
ちなみにタイヤはメルセデス認定のミシュランパイロットスポーツ4SUVを履いていた。このタイヤ、そんなに静かなのか。V60CCのサイズがあれば、次のタイヤはこれにしようかな。
その一方で、ステアリングが路面の状況を伝えてこないのは減点要素。狭いところでは注意深く操舵する必要があるので、感触のないステアリングだと、怖い。
もう一つ、Cクラス共通の問題点として、右ハンドルのペダルレイアウトがあまり良くない。これは新しいCクラスでも改善されていない。
フットレストが右寄りの奥まったところにあるので、ブレーキ基準で合わせると左足の置き場がなく、フットレスト基準だとブレーキペダルが近過ぎる。
特に高速道路の渋滞時は、基本的に左足が窮屈なこともあって、疲れそう。
- 積載性
- 無評価
- トランクを開けていないので、省略。
- 燃費
- 2
-
燃費を測定する機会はなかったが、80kWhの大容量バッテリーを積んでいながら、WLTC一充電走行可能距離は400kmだと言う。1kW当たりの走行可能距離は5km。
そりゃ自重2.5tonの巨体だもの。しっかり電費は悪い。
これだと300km以上の長旅は辛そう。
急速充電は30分間しか使えず、高速のSAにある直流充電器は50kWhなので、30分で高々25kWh、距離にして125km分しか充電できない。
一旦バッテリーを使い切ったら、地獄の充電ループが待っている。
ちなみにバッテリーは100kWh充電まで対応できるそうだが、日本では50kWh以上になると6.6kVの特高受電になるので、高価な変圧設備が必要になるし、メンテナンス費もバカにならないので、ちゃんと充電で採算が取れる仕組みを作らないと、高圧充電器なんて普及しないと思う。ただでさえ回転率が悪いわけだし。 - 価格
- 2
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フルオプションで1100万円超。
補助金込みで1000万円切るかどうか。
そもそもこのような重くて電費が悪くて使い勝手の悪いクルマに税金を投入するのも、正気の沙汰ではないと思うが。 - 故障経験
- 試乗につき、省略。
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