日産 フェアレディZ

ユーザー評価: 4.21

日産

フェアレディZ

フェアレディZの車買取相場を調べる

未来から来た旧車 - フェアレディZ

マイカー

未来から来た旧車

おすすめ度: 5

満足している点
誰が見ても一目でスポーツカーとわかる魅力的なエクステリア、どんな使用にも耐えられそうな圧倒的な剛性、ポテンシャルの塊であるV6 3.7L NAエンジン。
「フェアレディZ」の名を呼べば老若男女に通じる歴史の長さ。米国でもZcarで通じるスポーツカースタンダード。
未来から来た旧車、苦境のガソリンスポーツカー時代、しかし必ず歴史に刻まれる車です。
不満な点
熱対策、超フロントヘビー、仕組みへの理解が必要なABS対策。
スポーツ走行へのハードルはやや高いので満足にサーキットを走るにはZ34のシステム、構造自体への理解とそれなりの初期投資が必要。
YouTubeとかで某ショップのカスタム車とかがABS問題を理由に刺さってたり、オーバーヒートですぐ退場するヘボ扱いされている車種ではあるが、適切かつ合理的なバランスを保ってイジればまずABS問題もオーバーヒートも起こらない、欠陥だなんてとんでもないです。全ては乗り手、手を加えるショップがどれだけメカニズムを把握しているかです。
スポーツ走行を楽しみたい方はZ34でサーキット走行での実績を重ねているような信頼できるショップ選びをしましょう。
街乗りオンリーだったらひとまず熱対策だけで大丈夫。
総評
昔ながらの純スポーツカー、しかしカスタムベースとして他になかなかない大きな可能性を秘めています。
対費用効果を考えると多くの車種で悩まされる剛性に絶大なアドバンテージを持ち、大排気量のV6NAエンジンを積んでいて市場価格もリーズナブルです。
流石にライトウェイトスポーツカー並みの軽快さを得るにはかなりの費用がかかってしまいますが、それでも高級外車クーペとの差額分を考えればお釣りが出るくらいの対費用効果を得られ、国産車の利点で維持も遥かにお手頃です。
デザイン
5
見る角度によってカッコよくてかわいくて美しい
三要素が同時に成立しているエクステリアデザイン
いつ観ても飽きさせないです
走行性能
3
純正ECUやニスモスポリセは燃費重視でモッサリ。重い乗り味。
しかしちょっと手を加えるだけで劇的な変化を味わえます。
乗り心地
3
硬いですが街乗りが苦痛なほどではないです。
高速道路みたいな綺麗な舗装路ならばいつまでも乗っていられるくらいです。
積載性
5
ギターが載っかるので個人的にはオールOK。
タナックスの75ℓ級バイク用のキャンプバッグもまんま載っかります。
燃費
4
何も考えずエアコンガンガンの街乗りでリッター8.5くらい。優秀です。
価格
5
NISMOは正直エクステリア、スピードメーター、レカロのデザインが気に入ったら買うくらいでコスパではベースグレードが断然オススメです。
スポーツ走行目指す人はアレもコレも全とっかえするのでどのグレード買っても同じ…ならば安いに越したことはないです。ただし初期型のベースグレードMTにはシンクロレブ機能がないので注意。
故障経験
まだ新車同様なので故障対策の話ですが、長持ちさせるには冷却は必須です。
エンジンオイルクーラー、そして意外と盲点なのは水温対策の「ECU」です。冷却ファンが回る設定温度があるのですが純正では稼働が遅くアチアチになってからようやく回るようになっています。
研究なされているショップ製のECUだと稼働温度が低く設定されていてオーバーヒートになる前に冷やせます。全体の熱対策がエンジンやミッションなど交換に100万単位するパーツの寿命を劇的に伸ばします。
3連メーター右の油温計はただの飾りではありません、街乗りでも峠を少し回して120℃にすぐタッチ、水温はもっと悲惨です、しかし純正で精密な水温計は用意されていません。つまり、もはや意図的に伏せられたウィークポイントです。
数年やそこらで別の車に乗り換える予定ならば無対策でもいいでしょう、しかし永くZ34を愛する予定の人は熱対策は絶対です。

レビュー一覧へ

レビューを投稿する

マイページでカーライフを便利に楽しく!!

ログインするとお気に入りの保存や燃費記録など様々な管理が出来るようになります

まずは会員登録をしてはじめよう

PVランキング

注目タグ

最新オフ会情報

ニュース

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)