２回目のインプレ - カングー

マイカー

２回目のインプレ

chinta
ルノー / カングー
1.6_RHD(AT_1.6) (2009年)
- レビュー日：2015年7月8日
- 乗車人数：４人
- 使用目的：レジャー

おすすめ度： 5

デザイン：無
走行性能：無
乗り心地：無
積載性：無
燃費：無
価格：無

満足している点: すぐ絶版になったサボテン色（全国で数十台？）
クルコンは超長距離を走るときはラク
超長距離走行ができる（北は岩手、南は熊本まで行きました）
広いリアシート
収容能力無限大のカーゴルーム
普通に聞こえるラジオ（先代は雑音多い）
スクエアな形なので、車庫入れの際に車体の端っこがどこなのかは掴みやすい。
不満な点: 車幅１８３０ｍｍ
乗っているときは全然気になりませんが、車庫入れのときに現実に戻されるのとかつて好きだった酷道めぐりができなくなりました。
エアコンの効きはよくありません（冷房）。特にリアシートの住人から評判は×。
総評: 通称「デカングー」になった直後に購入しました。
最初は先代「コカングー」が持っていた軽快感が全くなくなってしまったことに驚きを隠せませんでした。失ったものは多いなと思っていたのですが、裏を返せば無類の安定感と技術の進歩によりＡＴが安定し、私が重要視する「ラクに遠乗りできる」車になっていると考えています。
６年前のレビューを読み返しましたが、大きさ以外は当初感じたこととあまり差がないということです。

相変わらずチャイルドシート２台＋大人が１列にキチンと座れる稀有な車ですし、安全性能は世界トップクラスのメーカーですし、スライドドアということで子育て期間中の家族に向いていると思います。

走行性能: 無評価; 車幅１８３０ｍｍ車高１８３０ｍｍと巨大な車に非力なエンジンですので、街中では信号が変わったら軽トラにも先に行かれてしまうくらい出足は悪いですが、巡航できるスピードになればその後は悠然と走れます。遠出する人向けでしょう。

クルコンが標準装備なのですが、これがなかなかの曲者で、ちょっとでも設定速度に足らないと急加速してその速度に達しようとする不思議な仕様になっています。よって、高速の合流とか急加速が必要なときはこの癖を使うとスピードに乗りやすいです。

上り坂は苦手。あと４速ＡＴなので山道では走りがギクシャクしやすいです。下り坂ではルノー独特のエンジンブレーキが以前のモデルほどではないが効いてくれるのでＤに入れたままでも扱いやすいと思います。
乗り心地: 無評価; 比較対象が先代のカングーになってしまいますが、ＢセグからＣセグになったこともあり、頼もしいどっしりとした感じがあります。椅子はかつてのルノーのようなやわらかな座り心地ではありませんが、腰痛持ちにはとてもやさしいつくりです。

静粛性は空間が広いのとエンジンの出力を考えれば静かとはいえませんが、先代カングーよりは遮音材が多く使われていると思うので、幾分静かになっていると思います。

振動は先代よりは劇的に改善されていますが、アイドリングストップ機能はついていませんし、日本車と比べたら劣るでしょう。私は全く気にしていませんが。
積載性: 無評価; これを語りだしたら１日では終わらなくなってしまいますが（笑）

自転車４台積んで家族４人乗車でサイクリングに行けます。
旅先の駐車場で自転車を引っ張り出す光景は注目集めますね。

記憶があいまいですが、カーゴルームだけでミカン箱１０個は楽勝でしょう。
側面が地面と垂直になっているので、かなりスペースを稼げます。

粗大ごみを廃棄する場合は毎回処分場まで持ち込みです。
積み込みは楽勝ですし、料金が全然違いますので大いに活用しています。

たくさん積んでいる方が乗り心地はいいです。
燃費: 無評価; 高速中心でエアコンの負荷が少ない時期であれば、リッター１４近くまでいけます。

街中オンリーではリッター８－９程度です。ＭＴだったらもう少しいいのかな？ちなみに以前乗っていた先代ＭＴカングーは最高で１６くらいまで行きました。

大きくなり重くなったので、それなりの結果です。こんなもんか、という感想です。
故障経験: バックするときにブレーキが擦れて泣く音がする（何度やっても治らない、ブレーキの効きには影響ないので放置）
ヘッドライトが結露（初期不良）
ラジエター液漏れ（同）

保障期間内に発生したものばかりなので、自己負担はありません。