DIYでパラレルツインターボ化
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この作業は、BGレガシィ(B型)のシーケンシャルツインターボを配管変更のみで物理的に常時ツインターボにしてしまおう、という荒業です。
原理や仕組み、目的、効果は長くなるためここでは書きません。
作業方法のみ記載します。
まずは必要な部品。
・3つ又のホースジョイント×2。
・ストレートホースジョイント×2
・長さ15センチくらいのホース
↑径はいずれも4Φです。
工具はハサミとエアクリボックスを外すのに必要なモノで十分。
それに、タイラップと一部のホースを塞ぐためのネジでも用意しておきましょう。
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今回作業するエンジンルーム内運転席側。
画像右奥にあるのがセカンダリータービン。
画像左真ん中、ストラットタワーの手前にくっついている黒いのがソレノイドBOX。
そのソレノイドBOXの右隣、タービンの上にくっついている丸いモノがアクチュエーター(排気側)。
さらにその右隣に加給圧リリーフバルブという黒いモノがあります(画像では確認しにくいです)。
また、タービンとインタークーラーの間くらいの奥まったところにアクチュエーター(吸気側)があります。
今回はこの辺りのホース類をいじっていきます。
尚、ノーマル状態なら、いじる予定のほとんど全てのホースに番号が書いてあります。
いじるホースは…。
「ソレノイドBOXから」
・アクチュエーター(吸気側)に繋がるホース「1」。
・アクチュエーター(排気側)に繋がるホース「5」。
・アクチュエーター(排気側)に繋がるホース「6」。
・加給圧リリーフバルブに繋がるホース「8」。
・加給圧リリーフバルブと差圧センサー(ストラット後方にあります)に繋がるホース「22」。
・インナーフェンダー内からソレノイドBOXに繋がるホース、ここは番号が無いので仮に「A」とします。
以後、この番号で説明します。
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まずは、5・8・22・を切断。
アクチュエータ(排気)側の5と
加給圧リリーフバルブ側の8・22の2本、
計3本を3つ又ジョイントを使って直結します。
直結するホースは全て近い位置にあるので、
切断の際はアクチュエータ側を短く切りましょう。
余ったソレノイド側の8にはネジ等で蓋をしておきます。
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↑で切断して、余っているソレノイド側の5と差圧センサー側の22をストレートジョイントで繋ぎます。
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次は1。
スパイラルで束ねられているのでほぐして取り出します。
適当なところで切断。
特に何処に繋げるワケでもなく、
ソレノイド側のホースにはネジ等で蓋を。
アクチュエーター側のホースは何もせず放っておきましょう。
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次に6とAに取り掛かります。
まずは6を切断し、ソレノイド側のホースに蓋をしておきましょう。
で、通常はエアクリボックスを外します。
ウチのはむき出しエアクリのため、クリーナー部分のみ取り外してAにアクセスできます。
画像の、フェンダー内からニョキっと曲がってソレノイドに繋がっているホースがAです。
短いですが、このAを切断し、3つ又ジョイントを噛ませます。
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本来、3つ又を噛ますだけでよいのですが、
ホースが短いのと硬かったため、なかなかジョイントに刺さりませんでした…。
結局Aのホースは外して、別のホースに換えました。
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で、この3つ又の最後の1方は切断した6のアクチュエーター側のホースに繋ぐワケですが、
長さが足りないので、
用意した4Φホースとストレートジョイントを使って延長し、繋ぎます。
あとはエアクリを戻し、完成。
どうしても画像と文字では伝えにくい面がありますので、詳しく知りたい方はご質問いただければアドバイスします。
ただ、あくまでもBGのB型での作業なので、A、C型やBHではホースの番号などが違うかもしれません。
基本的な仕組みは一緒なので作業の要領は一緒ですが。
テストや効果については別コーナーを設けたいと思います。
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