スキー試乗会続編

尾瀬岩鞍で開催されたアルペン主催のスキーニューモデル試乗会の続編

●FISCHER RC4 W.C.RC PRO RACE BOOSTER 180㎝

大回りモデル
長いだけあって、やはりスピード出した時の安定感が抜群です。
吹き溜まりや雪面がちょっと荒れたところをスピード出して突っ込む時、
短い板だと足を取られたりすることがありますが、これはそのまま突っ込めます。
小回りも短い板のような鋭さは当然ありませんが難しいことはありません。

常設のGSセットにも入りましたが、小回りモデルや、私の乗っているPROGRESSER 9+
では気を抜くと回りすぎて、次のポールまで待ってしまう場面がありますが、
この板はポールの中でも綺麗にターンを繋いでゆくことができます。

2台持ちするなら大回り専用として持っておきたい1台です。


●FISCHER RC4　SUPERIOR PRO RACETRACK 165㎝

小回りモデル
最初スラロームの板だと思って乗ってました。
良い板ですが、特にこれといった特徴が無かったです。

●SALOMON 24Hours Max + Z12 Protrak 162㎝

小回り？オールラウンドモデルかな？
板の特徴か、チューンナップ失敗しているのかわかりませんが、
板をフラットにすると、やたらアウトエッジが引っ掛かる。
気を抜くと逆エッジ取られそうで、怖い板でした。
多分チューンナップ失敗しているだけっぽい。

●SALOMON X-Race 165㎝

多分サロモンのデモのフラッグシップモデル。
あまりよく見ていませんがサイドウォールが昔のロシのデュアルテックのようでした。

これは好印象。
凄くターンが切れます。
特に小回りが良かったな。

●ELAN SLX FUSION 165㎝

スラロームレーシング用モデル。
購入するとしたら、どこでも滑れる普段使いしやすいモデルですが、
それを無視すると、やはりレーシングモデルは楽しいですね。
ターンもキレキレで攻撃的な滑りができます。

●オガサカ KS-RS 165㎝　細かいモデル名忘れました。

言わずと知れたデモ板。
でも何故かあまり印象に残っていない。
可もなく不可もなくという感じですかね。

●ロシニョール DEMO ALPHA TPX 167センチ

今回の本命板。
DEMO BETAのメタル入り。
デザインはラインの色が違うだけかな(ALPHAがシルバー、BETAがブラック)
メタルが入っているのでBETAと比べるとより安定感がありますが、それほど
変わらないかな。


と、今回の選択対象である165㎝台の小回りモデルを中心に乗ってきました。
特にロシニョールの2台は何度も比較。

ハードなモデルは乗っていてとても楽しいのですが、普段使いを考慮すると

第一候補、ロシニョール DEMO BETA TPX 166㎝
第二候補　ATOMIC BLUESTER DOUBLEDECK 3.0SC /X12 TL 165㎝
第三候補　ロシニョール DEMO ALPHA TPX 167センチ

といったところですね。
トップモデルに目が行きがちですが、セカンドモデルが安定感に大差なく
年齢的にこれから体力維持できることはあっても、向上することは無いと
の考えからセカンドモデルが良いかなと。

また、候補には挙げませんでしたがATOMIC BLUESTER DOUBLEDECK 3.0 LC/X12 TL 166センチ
はとても気になる板ですね。
短い板ですが、大回り向けの板で安定していますし、こちらもセカンドモデルですが、
ATOMICの方によると、技術戦に出場したデモの方もLX(トップモデル)にするかLCにするか
最後まで迷っていた方もいたとのことです。