まとめ記事(コンテンツ)

2022/12/29

安価でロードノイズを制する方法(デッドニングその3)

カテゴリ : オーディオビジュアル > カーオーディオ、ビジュアル > デッドニング

1
デッドニングによるロードノイズ対策です。
安い金額で施工可能ですが、静音化、ロードノイズ低減の確実な効果があります。

安価でできるロードノイズ対策は今回で最後になります。

その2、3はロードノイズ自体を低減します。

ロアアームの強力な制振と、タイヤ付近のモノコックボディ内の吸音により、路面から受けるロードノイズや振動がかなり軽減されました。
ただ、段差やかなり凹凸のある道路でのゴン!というノイズは変わってませんでした。

フロントタイヤが受けた衝撃なのに、なぜか後ろにも突き抜けるような音で、ドア下くらいから聞こえるのです。

そこで今回の対策は赤ラインの箇所になります。
2
車体下が汚れておりすみません^^;

サイドシルです。フロントからリアまで中空のフレームが貫通している箇所になります。
写真上部のジャッキポイントの少し前になります。

タイヤが受けた衝撃が、フレームを通してフロントからリアまで突き抜けて行く過程で、車内に入り込んでいると推測しました。
3
左上の穴になります。
ゴムカバーを外すだけです。

右下のゴムカバーも一応外してみましたが、こちらは空間の高さもあまりなく、車外側になるので止めときました。
4
フレーム内は錆止めもされておらず金属むき出しです。
フロント側、リア側に広大な空間が広がっています。
5
ここにユニクロのカットソーを入れ込んでいきます。このカットソーも長い間お世話になりました(^^)
6
半分に切断して、縫い目の所に切り込みを入れて、柔軟にしてから穴の中に入れていきます。
7
穴から布を入れて、ひたすらフロント方向に押し込んでいきます。
途中でどうしても入らなくなったら、ハサミで切れ込みを追加すると更に入っていきます。
8
あと少しで押し込み完了です。
クリップ外しの工具を使った押し込みと、ハサミでの切り込みをしながら、気合いで入れていくだけです。

と、書いてますが実際の作業はただ布を工具で入れ込んでいくだけなので1箇所あたり10分もあれば終わります(^^)
9
布が入ったらゴムカバーをして完成です。
ホントはフロントからリアまで全てフレーム内を埋めるといいんでしょうけど、ノイズの発生源の近くを抑えておくだけでもいいと思います。

リア側にも同様のゴムカバーがありますので、リア側へ向けて布を詰め込んで完了です。

布は穴付近にありますので、後ほど取り出す事も可能です。
10
試乗した感想です。

段差や凸凹でのノイズがかなり軽減しました。
もちろん荒れた路面のロードノイズも低減しています。
やはりこのフレーム内を通じて車内側にノイズが入り込んでいたようです。

段差でのノイズが軽減したことで、運転に滑らかさを感じるようになりました。
表現に困るのですが、段差のノイズが軽減される事によって平面から段差を通じての滑らかさを覚えるのです(^^)

改めて感じますが、モノコックボディのデッドニングは金属表面に制振材を貼るよりも、フレーム内の吸音といいますか、ノイズの通り道を塞いだ方が遥かに効果的です。
フレーム内に障害物を作ることで音を反響させない事が大事なんでしょうね(^^)
11
〈後日〉
年末大掃除で更に布(衣類)が手に入ったので、もう取り出せなくてもいい勢いで追加投入しました。
サイドシルは高さも相当ありまして、布を穴から投入してもスカスカ感があったからです。

ヌイグルミの中綿とまでとは言いませんが、それなりに布が詰まった状態で走り出したら、まぁビックリ。
これまでとはレベルの違うロードノイズの大きな低減が見られました。もちろん段差部の音もです。

はっきり言って凄いです☆
ノイズを発するタイヤ全体を厚手の布団で包んだような効果です。

写真は以前投稿した車内側からの写真ですが、フロアレベルから見ても相当な容積がある事が分かります。

ここから、騒音を発しながら車内にロードノイズを響かせてたわけですね。スカッフプレート裏側に吸音材がやけに多めに貼ってあった理由がやっと分かりました(^^)

イイね!0件

はてブに送る
はてブに送る

オススメ関連まとめ

マイページでカーライフを便利に楽しく!!

ログインするとお気に入りの保存や燃費記録など様々な管理が出来るようになります

まずは会員登録をしてはじめよう

最近見た車

最近見たクルマはありません。

みんカラ+新登場

CRAFTWORKS
CRAFTWORKS

ショップ

ニュース