アルパインフィリップダウンモニター取付
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
オークションに良くある中華製のモニターにしようかとも随分思いました。
・・・・が、長い目で考えると、故障する毎に天井から取り外したり、交換したりという事態に遭遇するリスクを考え敢えて唯一国産でラインアップ
が揃っているALPINE製にすることに。
機種は最近のベストサイズ10.2インチ液晶からRMX-2200BG
未使用中古品というのを選択。
丁度、ヤフオクには個人の方がNボ専用取付キットとセットで、しかも格安で出品してたので落札させてもらいました。
オー○バック○などで売られてる価格の半額でゲット。 到着したらホントうに新品未使用のままでした。
2
まずは一番やりたくない事から始めようということで・・・
客室天井材の一部カットする工程をやることに。
納車したばかりの新車に刃物で傷をつけるという行為には一瞬心理的抵抗があり躊躇します。
しかしながら、これをやらずしては何もはじまらないのです。
カット用肩紙が取付キットには同梱されており、型紙の点線に沿って天井材をエイッとカッターナイフで切落します。
型紙を天井に天井クリップを利用して貼り付けるのですが、前後方向間違えてしまうと、あらぬ方向に穴を空けてしまうそうで方向を確認の上に確認。
ああ、とうとう穴あけちゃった~
3
次は配線工事です。
フロントガラスに近いメインの室内灯を外します。
小型十字レンチを用いてボルト2本(確か頭のサイズは8番)を抜き取ります。
せっかく両面スポンジで接着したLED基板を剥がし、その裏側に天井方面にネジ2本が隠れています。
あとはエイっと内張り剥がしを差し込みながら引き出します。
ここにあるドア開閉信号線と常時電源線をフリップダウンモニター本体の内蔵ランプ点灯用配線とエレクトロタップを用いて分岐結線します。
4
ココで活躍するのが、ハンガー(えもんかけ)を伸ばして作った配線冶具です。
コレを天井中央部に空けたモニター取付用穴から室内灯器を外した空いた穴まで天井裏を通して、飛び出て来た先端に、モニターへ結線する付属のルームランプコード(3m)の先端を結びつけてから、針金突っ込んだ穴の方から静かに引っ張り出して貫通させます。
コードは3mもあり余ってしまいます。 束にして屋根裏に隠してもいいが、結局邪魔なものなので、プライヤーで余分な長さは切り落としてしまいます。 あとはエレクトタップで分岐結線し、室内灯を元に戻し2本のネジをしっかり絞め戻します。
5
さて、問題はフリップダウン本体からダッシュボード中央部分にあるナビとを結線する、信号・電源用付属のDINケーブルの引き回しです。
説明書によるとNボ+の天井に取付られた助手席用サンバイザー本体、ドア開口上のアシストグリップを取り外すのであるが、コツが要るのかサンバイザーがどうしても外れません。
アシストグリップの方もロックがどうしても外れません。
ディーラー担当者に調べて貰った方法を試すのですが、一向に外れてくれる気配がありません。
外した助手席ピラーカバーが着いていた根元と天井部分を見れば
一応開口部分が見えてます。
試しに、例の配線冶具を天井中央部の穴から助手席ピラー方向へ
隙間を探りながら斜めにゆっくり押入れていくと、ちゃんとピラー開口部から冶具先端部分が出てくるではありませんか!
しめたモンで、そうなったらDINケーブルのモニター側を冶具に結び付け、あとは冶具を引っ張りだすと見事にケーブルが天井裏を貫通しました。
同じく、今度はDINケーブル反対側をピラー下部の隙間よりダッシュボードの蔭へ配線冶具を使って引き出し、グローブボックス裏をAVスペース裏へもってくればOK。
説明書にあるようなサンバイザー取外しやアシストグリップ取外しは無しでハーネスの引き回しは完了です。
6
丁度この部分の内側をDINケーブルがうまく貫通してくれました。
ACC電源配線はナビ電源撮りだしハーネスから、(-)マイナスアースもナビのマイナスアースと共通の助手席キックボード裏にあるボディボルトへ結線。 ビデオ信号(RCAピン)端子はしっかりとビニルテープ巻き養生して結線完了です。
ルームランプ用電源ハーネスとモニター本体DINケーブルがしっかりと引き回し完了したなら、いよいよモニター本体の取付です。
7
最初に付属グロメット4個を天井裏鉄板の穴に差し込み、取付キットktx-h713vg付属の本体固定用ブラケット(金属板)をしっかりトラスタッピングネジ4個で取付ます。
モニター本体へそれぞれの結線ハーネスのカプラー部分で本体へカチッというまで差し込み接続。
そしたらモニター本体をボルト5本(四隅+中央)で固定用ブラケットへ取付ます。
若干重さを感じるモニター本体を左手で天井に押しつけながら右手でボルト5本を取り付けるのですが、これが一番疲れる作業です。
ボルト穴の位置を探してボルトを差し込むのですが、ボルト穴の位置がなかなか見つかりません。
ようやくボルトを取り付け締め付けてから気付くのですが、本体をブラケットに取り付ける際に、まっ平らでは無い天井の形状に合わせて成型されている、付属のトリムリングをブラケットと本体の間に入れておかなければならないわけです。
もう一度5本のネジを緩め本体を取外し、トリムリングを間に入れて、又ネジ穴探しです。
この作業の途中でホンダのセールスマンがたまたま訪ねてきてくれました。
飛んで火に入る夏の虫とはこのこと、彼の両手を使わしてもらい
本体を支えて貰って5本のボルトを無事絞め込む事ができました。
さて、ちゃんと電源が入って、ナビと同じ画像が写るのでしょうか!
無事に「映りました。」
最後に黒色の付属ゴムキャップで5本のボルト穴を塞いで取付終了です。
でもボルト穴をゴムキャップで塞ぐのは真ん中の一本だけで止めました。 別に蓋しなくとも気にならないし誰も気付きません。
8
ナビをパナソニック製にしたので、自宅リビングにあるパナソニック製Blueray DIGAで次々と自動録画されている子供向けアニメをSDカードに何十本も速攻ダビングし、ナビに差し込めば次々と後席モニターへ映し出してくれます。
無論、DVD映画ソフトも、地デジTV画像もキレイに見えます。
安い買い物だったと思う毎日です。
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