ぶっといホイールを履く為にブリスターフェンダー作成。リアフェンダー編①

以前に手に入れていたレグザーニの20インチを収めるべく、ツメ折りから作成は始まりました。
ジャッキアップしウマを掛け、デジタルヒートガンと板金ハンマー、ドーリー、ベンディンツールを駆使し先ずは折り込み。
多少強めにプレスラインは無視してフェンダーを広げます※オフセットやサイズ的に収まらない為

トヨタ系ニ枚合わせ鉄板が仇になり、フェンダーモール取付け部の段差が浮き彫りに(^_^;)
この時点で塗装迄やるなら純正のプレスラインを活かしたブリスターフェンダーを作成しようと決意、約25ミリのワイド加工を着工します。

フェンダーミミ部分はスポット溶接の箇所を逃し30ミリピッチ程度に切り込みを入れて叩き込みました。
仕上げは仮合わせを繰り返しベンディンローラーで広げます。

鉄を叩けない板金程、板金と言えない作業はありませんからね(^_^;)

自身の腕以上に理想だけは高いです（笑）

ファイバーパテ一発目。窪みやライン調整を繰り返します。

暑くてパテの硬化の速さに負けない手早さが要求されますが、趣味の板金だけに捨てるパテが情けなく感じながら作業をした日でした。
腕を上げなければ…

スポットパテを少量で3発、ポリパテを3発入れてサンディングしました。
多少知識があるとは言え専門外な素人板金の為ゴール迄の道程に無駄が多いです(^_^;)

作り物は根気と回数をこなせば作れても
時間をかければ良いとは言えません。
趣味でも技量は上げないと駄目ですね。

2日目、作業を見かねて援軍の白Nパパ登場！
本職の職人の援軍で作業ペースがグッと上がります。
（神かこの人はw）

ニトリル系ヘラを主に使う自分の知る技巧に彼の技巧が加わりコンパス、ゴムベラテクを駆使しフロントフェンダーの形状に近い逆エッジの絞りとミミ付けが追加されました。

画像添付出来る枚数が8枚の為、職人が作るフェザーエッジがお見せ出来無いのが残念ですが板金を多少なりにかじった人なら腕の良さが判る仕上がりに向かって来ている事を実感しました。

目指す形状は奇抜なブリスターフェンダーでは無く、何年経っても飽きない純正風ブリスターフェンダーを目指して進みます！

余ったパテは防錆処理と強度増しの観点からフェンダー裏にシゴキ付け。
走れて、何れ組むオーディオの振動にも耐えられるフェンダーじゃなきゃ鉄板の叩き出しでフェンダーを作る意味がありません。

見えない部分も拘ります！

養生をし塗装範囲とボカシ範囲を決めました。

ロックペイントのサフを入れて一先ず塗装前の工程迄行きました。
後日サフ研ぎ、スポットパテが入り塗装工程に向かいます。

続く