OHLINS Road & Track  

【再レビュー】(2021/11/14)
700kmほど市街地、高速道路、ワインディングと一通りのシチュエーションを走ったので、今回は減衰力のセッティングについて。

≪まずは前回のインプレッションの訂正≫
10段戻しだとキビキビ感がない、といったことを書いたけども、そもそも空気圧の設定がなっていなかったので、適正な評価では無かった。
現在履いているタイヤの適正空気圧は240kpa（前後とも）。だけど、気温の低下と相まって200kpa程度しか空気が入っていなかったので、余計にぐにゃっとした感じになっていた。
ということで、空気圧調整をした上でのセッティング。

■前　10段戻し、後　10段戻し
やっぱり全体的にマイルドな印象（爆
でもぐにゃっとした感じのマイルドさと言うより、しっとりした感じのマイルド感なので、タダ柔らかいだけじゃ無く上品さが漂う。
市街地のマンホールや継ぎ目なんかも、あまり気にならないので人を乗せて市街地を走るときにちょうどいい。家族、彼女思いの人の大人セッティング。

■前　8段戻し、後　6段戻し
今のところ、乗り心地とハンドルを切ったときの反応のバランスが一番良いかも。現時点のベストセッティング。
高速域だと，もう1段ハード寄りにしたほうが収まりが良いけど、市街地の路面に対して突き上げ感を感じ始めるので、難しいところ。
でも突き上げもマイルドなので、1人で乗るならハード寄りでも許せるかも。

≪中間的な結論≫
前　10段戻し～7段戻し、後　10段戻し～5段戻し
この範囲の組み合わせが、VERUO E304には丁度いいようだ。あとは、用途に合わせてタイヤの空気圧と一緒に都度調整といったところ。

これからまた気温が下がっていくので、まだまだ様子を見ていきます。

ちなみに、サーキット走るとか峠を攻めるといったシチュエーションは考慮してないのであしからず。