グッジョブ知事

最近、鳥取県内で頻繁に見かけるタクシー。



今日は機会があり乗る事ができました。

というより以前よりNV200に興味があり内装が気になってました。

到着後、電動スライド(市販車は電動の設定なし)が開くと、ステップが出てきて年配の方には乗り降りしやすそう。

そして運転手さんが教えてくれたのですが、リヤのカーゴスペースからもエアコンの風が勢いよく放出されてる。
これはリヤゲートから車イスごと乗れる仕様になっていて、車イスが乗る場合は分割リヤシートの半分が格納され、同乗者と横並びに座れるらしいです。

今までは車イスに対応したタクシーが少なく、状況によっては3時間待ちとかという事もあったとか。

さらにこの黄色。
鳥取県で黄色いタクシーは元々無かったと思うのですが、これはニューヨークで活躍しているNV200のイエローキャブをモチーフにしてるそうです。
私的には車体のデザインとマッチしていて純正色にラインナップされても良さそうなくらい好き。

さて、ここからが本題。

本日、乗ったのは地元にあるツバメタクシーという会社の車ですが導入の経緯を聞いてみました。

すると驚きの回答が！

どうやらこの車両、鳥取県が日本財団と交渉を重ね、一旦、県に入り、そこから頂いたと。

ん？頂いた？？？

そうです、何と鳥取県は200台ものタクシーを県内の各タクシー会社に無償で提供したのです！
その車体費用は日本財団が負担したのですが、その額、6億ですよ！！！

しかも、この試みは鳥取県だけらしい。

導入までには多くの苦労もあったと思いますが、この発想力と行動力には脱帽です。

改めて鳥取県と知事を好きになりました(笑)